特典会の写真撮影レギュレーションで一眼を使う
最近始まったパレパレのリリイベの特典会で、写真撮影のレギュレーションができて自分の周りでは今写真撮影がアツいのでそのへんのお話をしたいと思う。
カメラの設定変更
自分は以下の4点を変更してから特典会での写真撮影レギュレーションを使用している。
それぞれの設定変更に理由があるので、それぞれ説明していきたいと思う。
自分はストロボライティングは詳しくないのと、機材が揃っていないなどの理由でストロボライティングはやってないので、たぶん詳しい人からすると突っ込みどころもたくさんあるかもしれないので、ストロボなしでこんな感じに撮ってますくらいの参考程度に読んでいただけると幸いです。
1,ドライブモード
特典会での写真撮影レギュレーションのときは1枚しか撮ることができず連写できないので、レギュレーション遵守のためにドライブモードを高速連写から1枚に切り替える。
2,シャッター音
電子シャッターの場合はシャッター音なしで撮影することもできるが、無音だとどのタイミングでシャッターを切ったのかも、本当に1枚しか撮っていないのか運営の方がわからない問題もあるので、電子シャッターを使用する機種の場合はシャッター音の音量設定を最大にする。(最大にしたところでそこまでうるさくはないが、ライブ撮影のときは周りの迷惑になってはいけないので音量設定を戻すことを忘れずに)
3,AF
修正(2024年6月10日)
色々撮って検証を進めていく中で、ワンショットAFでのピントの微動での事故率が意外に高いことが発覚したので筆者は最近はライブと同様にサーボAFを使用して瞳認識AFを使用して撮影している。(それでも完全静止時にばっちり決まったときのワンショットAFとピント精度に差はないなと感じている)
一眼レフの場合は瞳認識AFができないので1点AFで瞳を狙ってピントを合わせることになると思うが、一眼レフのサーボAFは微動に弱いのでそれならワンショットAFを使うと思う。
AFはライブ中はサーボAF(AF-C)・顔認識瞳認識onを使用しているが、特典会での撮影の場合はワンショットAF・顔認識瞳認識onに変更する。
ミラーレスなら瞳AFを使えばピントで失敗するリスクは限りなく低いと思う。
4,露出モード
普段のライブ中はマニュアルで撮影しているが、1枚しか撮れない特典会での写真撮影レギュレーションの場合は明るさで失敗したくないのでAv(絞り優先)を使用している。手早く撮影する必要があるから、ファインダー覗いてのんびりISO決めてシャッター速度決めてる暇もないので(明るさを無駄にいじってるよりさっさと撮って話す時間確保したほうが良いと思う)、絞り優先を使用してF値だけ決めて明るさはちょうどいい感じになるようにカメラ側に勝手に調整してもらうのが良いと思う。
ライブ中と違って被写体が動いていないのでシャッター速度は遅くてもブレるリスクは低いので1/50あれば十分だし、余裕があるならもうちょっと速めのシャッター速度を使うのでも良いと思う。
±0だと暗いので+1/3~+2/3くらいで撮るのが良いと思うが、+1は白飛びが怖い。+1/3でまずファインダーを覗いてみてちょっと暗かったら+2/3に変更するのはアリだと思うが、手早く撮影する必要があるので明るさに関してはそこまで深追いせずRAW現像で対応できる範囲で白飛び/黒つぶれなくニュートラルに撮れていれば良いと思う。
5,ISO感度、F値、シャッター速度
ライブ中は被写体ブレを抑えるためにISO感度を上げてシャッター速度を上げるしかないが、特典会の写真撮影レギュレーションでは被写体が動いていないので遅いシャッター速度でも問題ないのでISO感度を低めにしてノイズを抑えて撮りたいところだ。
F値は自分はポートレート詳しくないのでそこまでこだわりがないが、50mm F1.2とかのレンズを開放で使うとボケすぎたりしてコントロールが難しいのでたぶん50mm F1.2を使うとしてもF2.2くらいで撮ると思うし、70-200mmを使う場合はF2.8でもF3.2でもシャープに写るのでF値ままあなんでもいいかなと思ってる。(特典会は基本的に屋内なのでどちらかというと、F4まで絞るよりはF2.8でシャッター速度を稼ぐのが優先だが、背景を残したかったら絞るし、ケースバイケースだと思う)
ポートレートなら50mm F1.2や85mm F1.2が良いのか?って思うかもしれないが、あのクラスのレンズは被写界深度が浅すぎて開放で撮影すると顔以外の部分に全然ピントが入らなくなってしまいそこまで開放で使うシーンがないので別にそこまで明るいレンズを使う必要はないなと思った。
シャッター速度に関しては先述したが、被写体が動いてなければボディ内手ぶれ補正やレンズ内手ぶれ補正も効かせて1/50くらいでも問題なくシャープに撮ることができるので手ブレにだけ気をつけて手ブレしないシャッター速度を使えば良いと思う。安全マージンをつけるならシャッター速度を1/100より速くすればいいと思うが会場の明るさと、ポートレート撮影として階調を綺麗に出すのにどの程度のISO感度を許容するかのバランスは考えて設定するべきだと思う。(無理にシャッター速度を稼ぐためにISO感度を上げる必要はないと考えている)
6,作例
7,要約
連写から1枚切りに変更する
電子シャッターの場合はシャッター音の音量を大きくする
ワンショットAFにする
Av(絞り優先)にする
露出設定を+1/3~+2/3程度にする
ISO感度は低めにする(会場によるが屋内ならISO 500-1000くらい?)
撮影が終わったらカメラの設置を戻す(次のライブ撮影のときに混乱するので)
写真
Q:レンズは何を使うか
A:まずはなんでもいいので撮ってみよう
悩ましいところではあるが、70-200mm F2.8とかなら普通にきれいな描写だし、まずはある機材でチャレンジしてみるので良いと思う。場数を踏むことも大切だと思う。
70-200mm F2.8だと70mm側でも腰から上の範囲で撮ってもある程度の距離が必要なので、24-70mmや50mmなどのレンズも良いのではないかと思うが、50mmくらいの焦点距離だとまだ多少の歪みはあるので85mmくらいを使えると理想的なので悩ましいところである。
レンズの本数を増やすと荷物が重くなって毎回運ぶのに辛いという問題もあるし、そのへんはどの程度の手間まで許容するかのバランスだなと思う。
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