見出し画像

【愛に溢れた2泊3日】人間らしい生活を手放した人間が再び人間らしく生活したいと思うまで

2023年3月22日。僕は「人間らしく生きたい」と宣言した。


ノリで人生初の兵庫へ

MAKERS(@MAKERS_U)で出会った辻本希成喜(@miracledesuyo)という男に「絶対おもろいから」と彼自身が代表を務めるGAT(gat-corporate.jp)のイベントに誘われた。僕は彼の根拠のない自信にどこか惹かれ兵庫県の波賀町のとある廃校で開催される地球貢献学園(chikyukoken.studio.site)に参加することにした。

人生初の夜行バスで移動した

おもろいとは言われたけど、内容もよく分からず「地球に貢献ってなんなんやろ」くらいの感覚で参加した。

びっくりするくらいアウェーな環境

福岡から夜行バスと電車で姫路まで向かい、まだ1時間ちょい時間があったのでスタバで仕事しながら時間を潰した。
気づけば集合時間を過ぎており、申し訳なさ全開で迎えに来てもらってるポイントに向かった。

すでに1人は来ており、本当に申し訳ないことしたなと感じながらも話をしているとなんと同じ宮崎大学の学生だということが発覚。こんな姫路の地でまさか宮崎大学の人がいるなんて思わなかったから衝撃だった。
だけどどこか仲間がいるようでホッとした気持ちにもなった。

その後もう1人がやってきた。
彼は来て早々いきなり大声で「よろしく!!!!」と言いながら握手を求めてきたので正直びっくりした。行きの車内でも「マジでえぐない!?」って言葉を連呼していたけれど本気で意味が分からなかった。

その後、車で今回の舞台である兵庫県の波賀町という場所に向かった。
着いて早々、先程の握手を求めてきた彼がすでに到着していた人に抱きついて振り回していた。
その光景を見て僕は1つだけ確信した。

ここは僕が今まで出会ったことのない人ばかりで、僕にとってかなりアウェーな環境であると。

僕はその後なんとなく自分の居場所が無いような気がしたので、パソコンを開き溜まっている仕事を片付けはじめた。

地球の授業?

しばらくすると全員体育館に集められ、挨拶とアイスブレイクがあった。
クラス発表なんかもあり、少人数のグループに分けられ宮崎出身だった友達と別々になったのでなんだかモヤモヤした気持ちに。
(今考えると単に心細かったんだと思う)

その後、「地球の授業」といって講師の先生の授業を受ける時間があった。
講師といっても同じ参加者や運営メンバーがほとんどで、彼ら彼女らの授業を受けることになった。

同じMAKERSのすず(@hey___suzu)が授業をするようだったので、その授業を見に行こうかなと思ったが、せっかくだから今回は全く知らない人たちの授業を受けてみようと決めた。
(すずごめんよまた話聞かせてね)

環境活動家/ラッパー きよしの授業

最初の授業はKiyoshi Kanzawa(@kiyoshi0310k)だった。彼はもう全てをさらけ出して語っていた。これって実はすごく難しくて、無意識のうちに殻をかぶってよく見せよう・すごく見せようとしてしまうことって結構ある。
僕自身もさらけ出そうと意識はしているけど、やっぱりどうしても全てをさらけだせなかったりすることが多い。
でも、彼はそんなことなかった。等身大の姿を語ってた。
そして、彼からはすごくエネルギーを感じたし本当にカッコいいと思った。

この曲聴けば聴くほどめちゃめちゃいい曲なのでぜひ

株式会社STEAH はるきの授業

2つ目は田畑春樹(@tabaharu_39)の授業だった。ワークショップのメインは自分の価値観を知るためのワークショップで、さまざまな価値観が書いてあるカードを並べ、チームメンバーの話を聞き、それに対して自分がそのメンバーに対して思ったその人の価値観をカードの中から3つ選ぶというものだった。

自分が選んだのは、「愛」「選択」「おもしろさ」だった。
「愛」を選んだのは、最近MAKERSで結局は愛なんじゃないか説が出てきたから。(この時はまだ気づいてないけど、当時考えてた「愛」は安心して自分のことが話せるくらいのレベル)
「選択」を選んだのは、何でもやろうとするのではなく自分の力で「選択」してやっていこうという覚悟をつい先日したから。
「おもしろさ」を選んだのは、やっぱりつまらないものは続かないので、自分の事業に対しても「おもしろさ」を求めているから。

自分が無意識のうちに形成されている価値観の片鱗を見ることができたこのワークショップはとてもおもしろかった。

「心とは何か」そーくんの授業

最後はそーくん(@t.sokun_0121)だった。正直、最初にタイトル「心の授業」を見たときは一番よく分からない授業だった。
フワフワしてて掴みどころないし、結局なんなんだろうって思った。 
そして授業が始まるとそれはもう衝撃の連続だった。

ペアを作って、お互いに手を繋いで目を合わせて「ありがとう」って言ったり「出会ってくれてありがとう」って言ったり。
はたまたハグしたり「好き」って言ったり「嫌い」って言ったり。

出会ってまだ数時間の人と手を繋いで「ありがとう」とか言ったりハグすることとかマジでやんの!?!?
しかも異性!?

そして終いには、
「愛を流してください」とか
「どうですか?愛感じてますか?」
って言われて、本気で宗教か何かかと思った。
どうやったら抜け出せるだろう。そんなことばかり考えてた。

でもせっかく兵庫まで来たことだし、何か掴んで帰ろうと思って頑張って流れてくる愛を感じようとしてみた。
「愛流してみて」「愛止めてみて」ってめっちゃお願いして、なんとか僅かでも感じるものはないかなと全力を尽くした。

その結果、ほんの微かに愛ってものが流れてくるのかな、、、?って思うことができた。
(これに関してはまじで説明できないけど、なんとなくそんな感じがする気もするって感じ)

ほんの微かに感じた愛が僕の中にはすごく響いた。
最近、自分の周りで大ブームのエーリッヒ・フロム大先生の「愛するということ」を僕自身も読んで、愛というものがなんとなく分かった気がしてた。

でも、それとは性質が少し異なってる気もして、今回微かに感じた愛は理論とかそういった話じゃなくて、本当に「なんか感じる」愛だった。

そんなこんなで、地球の授業では
「フワフワとした掴みどころの無いような話を自分の中でどれだけ感じることができるのか」
みたいなもので、普段だったらあんまり好きじゃない類のものだけど、なんだかちょっぴり良かった。

1日目の語り合い

先に言っておく。
僕は語り合いみたいななんか暑苦しいものがあんまり好きじゃない。

この時間に最初に分けられた少人数のグループで語り合う時間があった。
なんとなく感想共有タイム的な何かかと思ってたけれど、そんなことなかった。みんなの考えていること、自分の中のモヤモヤを共有していて中には涙目になりながら語ってる人だっていた。
僕の番が回ってきたとき、僕なりに今考えていることを伝えてみた。

確かに、愛やら心やらもすごくいいと思ってる。
それは分かってる。
でも、僕はこれまで人間らしい生活を捨てることで朝から晩までパソコンに向かって無我夢中にキーボードを叩くことができてるし、だからこそ今みたいな活動ができてると思ってる。
だからこそ、なんだか人間らしい生活をするのが少し怖いって話した。

ここはなんだか感動的な時間なんだろうけれど、なんとなくそこまでついていけない自分がいた。

その後、あらかじめクジで決められたバディと話す時間があった。
この時間では、なんとなく自分のやってることや自分が考えているようなことを話す流れになったので話した。

子どもたちのキラキラした顔が見たいから今の活動をしていること、
そのために自分自身は人間らしい生活を捨ててもいい覚悟でやっており、
実際に人間らしい生活を捨ててること。
毎日の生活リズムは乱れまくってるし、食生活だってコンビニ弁当がほとんど。人の気持ちなんてそんなに分からないし、仕事を精一杯やることで全てが報われるんじゃないかと思ってた。

するとバディは、納得いかず何か言いたげな表情をしていた。
普段、人の気持ちが分からず鈍感だと言われることも多い僕でも分かった。

この時、僕が一番感じたのは「やっぱりなんだか自分の居場所とは少し違うのかも」ということだった。

あぁ、早く溜まった仕事を片付けたい。
この瞬間にもそんなことをずっと思ってた。

その後、今回のイベントの中で同じような教育に関心がある2人と教育の話をした。本来ならもう仕事をしたくてしょうがない気持ちだったけど、なかなかおもしろくて夜中の3時過ぎくらいまで話してた。
なんだかいい。この辺まだ言語化できてないけど、なんだか良かった。

朝から活動しすぎ

次の日は早朝からラジオ体操だった。
正直、前日からラジオ体操の時間は寝てようと思ったが強制的に朝起こされてラジオ体操の会場まで向かうことになった。朝は辛い。
最近は10時ごろにしか起床しない僕にとっては朝7時起床とかそのくらいだったので、めちゃくちゃ眠いし何よりラジオ体操へのモチベなんて全くなかった。その後、なんか全員で輪になって歌を歌ってた。
自分はそんなに知らない歌だし、なんでこんなに朝から盛り上がってるのか全く理解できなかった。

パソコンの画面ではなく自然を見る

この日は、少人数のグループを再編成して自然を感じながら近くの城を目指して歩くフィールドワーク的なものがあった。
なんだかすごく尊い時間だった。

ここ最近(もうどれくらい経つかな。もしかしたら塾を開校してからずっとなのかも)はずっとパソコンを肌身離さず持ち歩いていた。そしてどこにいても仕事のことが頭から離れず、友達と過ごす時間ですら頭のどこかでずっと仕事のことを考えている自分がいた。

だけど、今回のワークはパソコンなんか持たずにスマホとタンブラーだけで歩いた。
自然をこんなに感じるのは久々だった。
いつも見てるかもしれないが普段は何も感じない自然を、この日はすごく肌で感じた。

なんだか久々だった。
中学高校とバレーボールに専念し、浪人期は勉強を必死に頑張り、大学生になるとサークルや仕事に打ち込んだ。
だからこそ、充実感はすごくあったけどすごくすごく忙しい日々を過ごした。
だけど今回はゆっくりとした時間を過ごすことができたので、それこそいろんなことを考えた。

「愛ってなんだろう」「心ってなんだろう」

そうすると、なんだか感じるものが色々と出てきた。
今回のこの地球貢献学園で毎回出てくるご飯。
実はこれがめちゃくちゃ美味しい。

人生初めてヴィーガン料理なるものを食べた

なんでこんなに美味しいんだろうと考えてみた。

すると気づいた。
自分は普段自炊があまり得意じゃない方なのでコンビニ弁当とかで済ませたりすることがとても多かった。しかも仕事をする机でパソコンで仕事をしながら。
だからこそ、僕はみんなと話をしながらご飯を食べたり、手作りのご飯を食べるのがすごく久々だった。
そして、そのご飯には作り手の想いがとてもこもっていて、なんだかご飯から愛を感じることができた。

そしてこの空間のこの居心地の悪さはなんだろうと考えてみた。
僕自身がこれまで関わってきたコミュニティはどちらかというと、「◯◯をやってる△△さん」という会話が多く飛び交うようなコミュニティだった。
だから僕はこれまで「塾をやってるのーとみくん」「ガクセイ塾ののーとみくん」てな感じだった。
でも、この空間は少し違った。

別に何もしてなくていい。
ここでは「◯◯をやってる」みたいな肩書きは一切必要なかった。
ただ、ありのままの姿が愛される空間だった。

メリットがないと行動しない

僕はこれまでに別の機会で自分のメンタルについてのフィードバックをもらったとき、あることを言われた。

「相手は何かメリットがないと自分には付いてこないと思ってない?」

僕は首がもげるほど納得のいく話だったが、その考え方は違ってるよとアドバイスをもらった。
そのとき言われたのは、「もっと自分の存在を愛してもらえることに気づきなさい」ということだった。

言いたいことはなんとなく分かる。
でも僕自身の中であんまり腑に落ちない自分がいた。
だって、自分の存在を愛される経験をしたことがない、もしくは自分の存在が愛されていることに気づいていない自分がいたから。

でも地球貢献学園は違った。
なんだか自分の存在そのものを愛される経験をした。
本当に意味が分からない。
言葉では到底説明できそうにないけど、なんだか存在自体が愛されている気がした。

人ってすごくあたたかい

朝起きたらいきなりハグされるわ、手を繋ぐことがめちゃくちゃ多いわ、全くメリットのないことを快くやってくれるわ。

自分の中で割と驚いたのが、自分は外を歩くときにタンブラーを手持ちで歩いていたけれど、途中で僕のタンブラーを自分のバッグに入れようか?と言って、実際にバッグにタンブラーを入れてもらった経験だった。

向こうにとって、メリットなんてほとんどない。
バッグの重さは増えるし、そもそも僕のタンブラーを持つメリットなんてほとんどない。
でも、持ってくれた。

なんか、人って自分が思ってる以上にあったかいんだなと思った。
(朝起きて目があったらいきなりハグされるのは本当にびっくりした)

そして決意表明

2泊3日のちょうど真ん中、3月22日。
この日は決意表明といって、各々が今回の地球貢献学園で感じたことなどから決意を表明する時間があった。まずは各々の内省の時間があって、その後バディと自分自身の決意的なものを共有する時間だった。

僕はこの2日間で感じたことをバディに語った。

「僕は人間らしい生活を捨てることでなんとか自分が自分であることができていると思ってた。」

「でも、僕は今回の2日間を通してもっと人間らしく生きたいと思った。」

そうすると、バディは突然泣き出した。
まるで肩に今までのしかかっていた重みから解放されたかのように。

僕は最初戸惑った。
なんでこんなにの泣いているのだろう。
でも、その後理由がわかった。

僕が最初のバディで話す時間に、自分が人間らしい生活を捨てていることを伝えたとき、彼女は納得いかず何か言いたげな表情をしていた。
実はそこで、僕自身にはもっと人間らしい生活をしたいと思ってもらいたいと考えていたそうだ。
彼女自身も同じような経験があるからこそ、その辛さや苦しさを知っており、どうにかしてもっと人間らしい、愛に溢れた生き方をしてしてほしいと。
でも、自分の価値観を押し付けることはできないので伝えたくても伝わらないこのもどかしさが彼女の何か言いたげな表情の正体だった。

このことを知ったとき、何でかは分からないけれど僕まで少し泣きそうになった。頑張って笑顔で誤魔化したけど、それでもギリギリだった。

その後、ハグをしたのだがひしひしと伝わってくるものが確実にあった。
昨日じゃよく分からなかった流れてくる愛がこの瞬間に分かった気がした。

いよいよ、全体での決意表明の場。
僕は4番目。めちゃくちゃ前半の方だった。
いま僕が感じている気持ちをどうにか言語化して話すにはすこし短すぎる時間だった。

だけど何だか今回は言葉を整理してキレイに話そうとするよりも、雑だったり論理構成なってなかったりしてもありのままを伝えたいなと思った。

僕はこの場で、これまで心の余裕がなかったり愛される感覚がわからなかったこと、この2日間でたくさんの愛をもらったことと全てを語った。
自分でも本当にこの流れで話して伝わるのか分からなかったけど、とにかくありのままを語った。
おそらく全体で決意表明の時間は決まってるはずだけど、時間なんか気にせず全てを話させてもらった。普段の僕だったら確実に時間配分を気にしながら「うまいこと」話してたと思う。
でも今日は違った。

「もっと、人間らしく生きたい。」

全体の約半分の決意表明が終わったとき、みんなで夜ご飯を食べた。この日のご飯もすごく愛を感じる。何人からか決意表明よかったよと声をかけてもらった。僕は何がいいのかはよく分からなかったけど、僕の心の底から出てる声をちゃんと聞いてもらえたようで嬉しかった。

ご飯を食べたあと、残りの半分の決意表明を聞いた。みんなの決意表明はすごくいろいろなものが伝わってきた。自分の中にあるモヤモヤ、恐怖、そして未来への希望。
総じて「聞けて良かった」と心から思った。


決意表明が終わると、宴と称した出し物の時間が始まった。この時間ではフラメンコ、歌、瞑想があった。
フラメンコなんて初めて見た。表現が正しいのかは分からないけど、一生懸命舞っていた。彼女のフラメンコからは力強さというものを感じたし何より自分の全てを表現しているような気がして、とってもかっこよかった。
歌も聴いているとすごくその歌に込められた感情が伝わってくる。何となく僕は音楽を聴くとき、歌詞よりもメロディーを聴きがちだけれど、
瞑想はみんなで輪になって手を繋いで愛を感じるような瞑想だった。
これまでの僕だったら確実に斜に構えてたと思う。でもこの日は違った。すっと手を繋ぎ目を瞑って、呼吸を整えた。手からじんと暖かい何かが伝わってくる。今の僕なら分かる。これは「愛」だ。
瞑想が終わると心がすごく満たされる気持ちになった。心がすごくポカポカしてた。

オジー自慢のオリオンビール

宴が終わると、今回の地球貢献学園で動画を回し続けた(@naitofilm)の動画を見た。
みんなすごくいい表情をしている。

動画を見終わると、急に顔を白塗りした2人が登場してきた。
そして、「オジー自慢のオリオンビール」の歌に合わせて歌って踊った。すると周りも同じように大盛り上がりで歌って踊ってた。

僕も曲は知らなかったけど、何だかみんなで盛り上がっててすごく楽しかった。

その後は「オワリはじまり」を歌った。こちらもみんなで肩を組んで輪になって歌いとても幸せを感じる瞬間だった。

この日の内容が全て終了し、その後の時間はみんなでありがとうと言い合う時間に。初日だったら確実に拒絶している時間が、この日は自然と受け入れることができていた。

最後の習字

2泊3日の最終日。
この日はそれぞれのグループで思い思いに漢字1文字を書くことになった。

「何の漢字にしようか。」
グループで話し合うときに、それぞれが考える漢字1文字を書いていくことに。僕自身はもう今回「愛」しかないなと思った。その他にもいくつか候補が出てきて、最終的に「間」と「愛」を組み合わせた創作漢字になった。
普段だったら、こんななんか変なの受け入れられないけれど、やっぱりこの空間だと何だか受け入れられてしまう。本当に不思議だ。

漢字の周りにそれぞれのキーワードを書いた。

そして字を書き終わった後は、それぞれが色をつけていく。
自分自身の手全体に色をつけて手形なんてつけたのいつぶりだろう。
そして何だか素敵な四時熟語が完成した。
「星信愛生」
何でこの順番なのかは忘れちゃったけど、それぞれの1文字に素敵な意味が込められてることは間違いない。

なんか素敵な写真だよね

一時の別れ

ついに帰る時間になった。
帰るのが少し寂しいと思いながら、1人1人と話す。
こんなにも心がこもった「ありがとう」という言葉が自然に出たのは久しぶりなのかもしれない。

みんなの思い思いの言葉が書かれた黒板

なんだかここで出会ったみんなはまた再びどこかで出会いそうな気がしてる。だから「さよなら」ではなくて「またね」って言葉がすごく適切な気がした。だから僕はみんなに「またね」って言葉を使った。

波賀町の廃校から姫路駅に向かう車内。
行きとほとんど同じメンバーだった。
最初に出会ったときは僕の居場所はここにないと感じていたが、今となっては何だかずっと一緒にいたいような気持ちになった。

姫路駅に着く。
みんなとの別れがすごく惜しい。

思わず写真を撮ってしまった

この次の日が大学の卒業式だったが、思わずすっぽかしてみんなと一緒にいようかと思うほどあたたかい空間だった。本当に素敵なところだった。

みんな、またね。

最後に

希成喜(@miracledesuyo)が考える世界線は本当に素敵だなと改めて思った。それと同時に本気度もかなり伝わってきた。

普段だったら確実に参加しない類のイベントだけど、今回ばかりは参加して本当に良かったと感じている。誘ってくれてありがとう。

また、今回のイベントに参加して目の前にいる人たちにもっともっと幸せを届けていきたいと思った。

運営の皆さん。
本当にお疲れ様でした。
ものすごく準備してきたんだなってのが伝わったし、本気度もヒシヒシと伝わってきました。こんな愛に溢れたイベントはどこ探してもなかなかないんじゃないかな。とっても幸せな時間を過ごすことができました。
本当にありがとう。

地球貢献学園が終わった次の日、僕は大学の卒業式に参加した。
式が終わり大学に戻り今までお世話になってきた方々に挨拶しに行くことにした。

この日伝えた「ありがとうございました」は
いつもの僕が口にする「ありがとう」とは少し性質の違うものだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?