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【菊花賞】全頭診断

割引あり

1.コース形状

京都3000m
登り勾配からスタートしコーナーを6つ回る長距離コースで
坂を二度登るタフなコース形状。
外回りコースを使用するので直線は約400m。
秋華賞より100m弱伸びる点に注意。

2.枠別成績

京都芝3000m 2011.1~ 
実施レースが万葉Sと菊花賞とレースサンプルが少ないが
やはりスタミナ比べとなることからいかに内ラチ沿いをロスなく
経済コースを通すことが鍵に。

3.血統分析

阪神開催での成績が入っているがディープインパクト産駒が5勝。
ルーラーシップ産駒で勝ったキセキも母父ディープインパクトと
サンデーサイレンス系の中長距離型が好走。
しなやかなストライド走法でゆったり長距離を走れるタイプの血統に注目。

また過去10年の菊花賞勝ち馬を見ても後のステイヤー型が名を連ねる。
菊花賞馬は後の有馬記念や天皇賞春を勝ち、2000m前後のGⅠでは苦戦している傾向。
→能力+ステイヤー適性を求められるレースである。

↑noteさん菊花賞特集記事↑

上記を踏まえた傾向から臨戦過程と菊花賞適性を全頭評価。

①ウインオーディン  総合評価 C
血統              A
想定勝率               1%
想定オッズ        14人気71.1倍

前走 セントライト記念 6着
4角を大きく外を回すロスはあったが
ほとんど同じ位置から追い出したソールオリエンスとは
直線の切れ味で大きく差がついたし相対的に評価できず。
前前走 阿賀野川特別(2勝クラス) 2着
後方から捲っていき逃げたリビアングラスを捉えきれず2着。
当日が高速馬場傾向で先行、内前有利馬場だから
勝ったリビアングラスよりも評価したく2勝クラスであれば
勝ち抜きは容易である、が
4走前の共同通信杯はロスなく内を回す絶好の競馬で5着とスピード能力では物足りない。
エピフェネイア産駒でゆったりとしたレース展開を好むので
距離が伸びる点はプラス要素。

②サヴォ―ナ  総合評価 B
操縦性          A
想定勝率               4%
想定オッズ            6人気17.3倍

前走 神戸新聞杯 2着
サトノグランツ、ファントムシーフと差のない競馬で
かなり評価されそうな前走。
道中逃げるファントムシーフの番手で内ラチ沿いを追走。
直線でもインが綺麗な場で逃げたファントムシーフを交わした。
レース展開自体がかなり向いたものであり過剰には評価しない。
キズナ産駒で使いつつ成長してきており
今回距離延長は問題なく対応。
キレ勝負だと後手の印象も上がりのかかる馬場と展開ならチャンス巡る。

③サトノグランツ   総合評価 S
コース適性                   A
想定勝率                     18%
想定オッズ                       3人気5.0倍

前走 神戸新聞杯 1着
逃げたファントムシーフとサヴォ―ナを直線交わして優勝。
ロングスパート戦となりラスト1Fラップが12.0と他馬の脚が鈍ったところを
脚を落とさなかったサトノグランツは高いスタミナ能力を証明した。
父は菊花賞勝ちのサトノダイヤモンド、
このサトノダイヤモンドの産駒は切れないタイプが多く
ステイヤー型が多くなるのではと仮定しており
今回距離延長を高く評価したい1頭。
日本ダービーでは大敗したが最後方の競馬となり
大外枠だったこともあり悲観する内容ではない。
ズブい面があるサトノグランツにとって京都3000mは好舞台だ。

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