🏆スプリングS🏆【共同全頭診断・前編】［ゲスト：Maria先生］

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中山芝1800ｍ　とは

皐月賞で使用する2000ｍ戦のポケットの前方がスタート地点。
スタートしてすぐ急坂があり最初のコーナーまでの距離が短く
スタートダッシュがつきづらいコース形状ゆえに
道中のペースは落ち着きやすい。
そしてラストの直線は300ｍと短く立ち回り重視のコース形状。
物理的に不器用な瞬発力頼みのタイプには不向き。

～過去傾向～

2022年　スプリングS　
1着　ビーアスドニッシド　（5人気）

ハナ、番手につけた2頭のワンツー決着。
上がりも35秒台と位置取りを求められた年。
この日は馬場レベルが悪く後方からの伸びがイマイチ。
今週の天気予報を見ても週末にかけてある程度馬場は回復しそうではあるが
渋ったままであれば後方からの瞬発力勝負は例年より不利？

2019年　スプリングS　波乱年
1着　エメラルファイト　（10人気）

過去10年のスプリングSで最も早い時計がでた高速傾向。
3着馬のディキシーナイトを見ても
その後、短距離、マイラー型のスピードタイプがいずれも好走。
この年はタガノディアマンテ、ヒシイグアス、ロジャーバローズと
日本ダービー勝ち馬や中距離古馬一線級が出走していたが奮わず。
溜めが効かないレース性質となった。
高速馬場になった時はマイル質のレースとなることを頭に入れておきたい。

上記内容を踏まえて全頭の評価
🥇・・・最高評価。本命候補。
🥈・・・本命～単穴候補
🥉・・・相手に入れたい。枠や条件次第。
💣・・・大穴想定でも買う価値アリ！？

［1］　アレグロブリランテ　想定12番人気 37.5倍

U score Rank 【ー】 
AIウマスギ勝率予測　1%

《レース分析班の目》
前走若竹賞は荒天による低速馬場を先行して粘り切るタフさとパワーが光った。
前前走の萩Sでは高速馬場で先行するも直線では瞬発力に劣り最下位入線。
キレのないタイプで血統的にもディープブリランテ×フレンチデピュティだからゆくゆくはダートで走るタイプに見える。
上記にある通り、上がりのかかる中山千八はあうが
この重賞の相手関係だとどうしてもキレ負ける。雨馬場希望。

Maria先生　評価【🥉】

①［2走前・萩S］
1000m通過タイム1:01.3と当日の馬場を加味してもかなりのドスローで流れたレースで枠の並びに恵まれ、スタートからすんなり先行できたアレグロブリランテは展開＋トラックバイアスの恩恵を受けた1頭。それでも最後まで脚を使えずと評価できる内容とはならず。

②［前走・若竹賞］
雨の影響もあり不良馬場で開催され1000m通過タイム1:01.1と当日の馬場を加味すればやや速めのラップ。
開催の進んだ中山でしたし、トラックバイアスは完全に外有利。
それでもアレグロブリランテは内枠を引きスタートから先行する形で道中〜直線まで馬場の悪いインを通し続ける競馬に。
展開＋トラックバイアスのどちらも本馬に味方しない中での2着でしたし競馬内容も強い。
ただメンバーレベルが低いレースでしたし大きく評価を上げることはせず。

今回のメンバー構成を見ても抜けた先行馬不在でスタートさえ決めれば番手〜好位で競馬はできる。
内枠を引ければ相手に入れたい1頭。