東京新聞杯　"買いたい穴馬"

1.コース形状　東京芝1600ｍ

～東京1600ｍ～
ワンターンのマイル戦。
500ｍを超える長い直線があり、
コーナーも緩やかで器用さを求められず
能力の差がそのまま出やすいコース形状。

①ポイント
ただ東京新聞杯の大きな特徴として
〈直線の長い東京コース〉に関わらず
ラスト3Fのキレ（上がり）勝負になりにくいということ。

［東京新聞杯過去10年の上がり3F順位別成績］
意外にも上がり3F1位の馬の成績は振るわない。（1-2-0-8）
むしろ好位から渋とく脚を使える持続ラップを刻める馬の好走率が高い。
それは東京新聞杯が開幕2週目の芝状態が良好で高速馬場であるゆえに
全馬の脚が止まりづらく位置取りの恩恵を受けやすい
というのを頭にいれておきたい。

そして能力通りに決まりやすい東京コースのはずが
この重賞では過去10年、1番人気馬が(1-1-2-6)と振るわない。
それだけ道中の位置取りや展開に左右されやすいコースであること。

②前走ローテーションについて

《過去10年東京新聞杯　前走距離別成績》

前走から距離延長ローテは（0-0-3-11）と不振。
距離短縮ローテが4勝、継続距離が6勝と圧倒的な成績差がある。

こうなる要因はコース形状にあり
スタートしてからコーナーにかかるまでの距離が長く
本来ならペースが落ちるコーナーから下り勾配となるため
ラップの緩まないタフなレース展開となることが要因でスタミナも併せて求められる特殊性がある。
＝故にリピーターが多いというのも東京マイルの特徴

かつレースレベル自体が中距離路線馬＞短距離路線馬という違いもある。

以上内容を踏まえて注目馬を紹介。