［阪神JF］"全頭診断"

１.コース形状

阪神芝1600ｍ
外回りコースを使用、緩やかなコーナーでのロングスパート戦。 直線が長く立ち回りよりも直線のトップスピードを求められることが多いが、阪神開催2週目に行われるため先行馬の脚が止まらない早い上がりが出るレースとなることがある。→前日馬場を要チェック 直線の最後には坂があるため全体の仕掛けが早くなるとラスト1ハロンで脚が止まる馬も多い。

2.血統分析
～直線のキレを求められる舞台だからこそサンデーサイレンス系～

サンデーサイレンス系の中でも馬体の完成早いタイプが勝ち馬傾向。
エピフェネイア、ドゥラメンテ産駒なども同様に早い時期から
活躍できる成長力がある。
そして緩いコーナーから長い直線に繋がるため長くスパートをかける能力が長けるタイプが多い馬が総じて好走。

以上のポイントを踏まえた上で全頭評価付け

①アスコリピチェーノ　　 総合評価　B
血統　　　　 　　　　　　       　　　A
想定勝率　　　 　　　  　　　   　 12%
想定オッズ       　　　   　 　 2人気5.2倍

前走　新潟2歳S　1着
大外枠からの発走で外を回しながら直線は長く脚を使い差し切り。
今回阪神外回り1600ｍで求められるロングスパート型の脚質はあう。
血統はダイワメジャー産駒で母からデインヒルの入るスピードマイラー。
コース適性については右回りさえ対応できれば申し分なし。
ただ前走の相手関係は次走馬券に絡めていない。
→2着ショウナンマヌエラ　次走アルテミスS 　  5着
→3着クリーンエア　　　　次走デイリー杯2歳S 8着
→4着ルクスノア　　　　　次走りんどう賞　　 4着
このことから今回相手関係は強化されると見るべきも有力馬が回避したためこの馬にもチャンスはある。

②カルチャーデイ　　総合評価　A
加速力　　   　　　　　　　　　A+
想定勝率                   　　　        4%
想定オッズ                     9人気24.6倍

前走　ファンタジーS　1着
逃げ馬番手の好位でレース進行。
前の2頭が速かったためラスト1ハロンは鈍ったが渋とく脚を使い差し切り勝ち。
このレースの走破タイムは2019年勝ち馬のレシステンシアより速いタイムであり高速馬場適性は高く開幕2週目の馬場は良い。
血統は父ファインニードル、母父マイネルラヴと短距離型だけに1600ｍへの距離延長は割引評価。
そしてこの馬にとってファンタジーＳ勝ちの京都競馬場がかなり条件があったはずなので阪神替わりもプラスではない。
ただオッズがしっかり嫌われているため土曜日の馬場傾向次第で評価が替わるが現状Ａまで。