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【ジャパンC】全頭診断

割引あり

1.コース形状

東京芝2400m
直線は525m、緩やかな坂がある。
コーナーも緩やかなので器用さも求められない。
シンプルなトップスピードを求められるコース形状。

2.ラップ傾向
2022年 ジャパンカップ 1着ヴェラアズール
~前半緩い加速ラップ戦~

ユニコーンライオンがマイペース逃げも淀みなく
ラスト6ハロンから加速ラップを刻む瞬発力勝負となった。
ヴェラアズール、シャフリヤール、デアリングタクト上がり最速馬が上位独占。

2020年 ジャパンカップ 1着アーモンドアイ
~前傾ラップの持久戦~

キセキが逃げる超前傾ラップとなり持久戦となった。
あがりのかかる持久戦となり勝ったアーモンドアイは上がり3ハロン3位の34.7。
上位の3頭が3頭なだけに地力勝負となったが上がりを求められない特殊な年。

この2年を比較してもメンバー次第でレース本質が大きく変わる。

3.馬齢分析
~3歳馬苦戦傾向、過去10年4.5歳馬が9勝~

同じ東京芝2400mの日本ダービー、オークスとは違うレース性質で前半が早めのラップとなることから
クラシック戦線で成績を残してきた3歳馬にはややタフになる傾向。
唯一の3歳馬の勝ち馬は"アーモンドアイ"(1人気1.4倍)

4.前走ローテーション
~距離短縮ローテは大苦戦~

ステイヤータイプには苦しいレースで
スタミナ<スピードを重視。
前走天皇賞秋(東京2000m)組が6勝、京都大賞典(京都2400m)組が3勝。
前走海外レースというのも苦戦ローテ。
<前走凱旋門賞(0-1-0-5)>
→レース性質が異なりすぎる。

※しかし!今年に限ってはそうもいかない。
それはタイトルホルダー、パンサラッサの存在。
従来溜めて爆発させる末脚比べとなるレース性質となることが多いが、
この二頭がハイペースで引っ張ることで序盤から脚を使わされ、終いは我慢比べの持久戦となる可能性がある。
直近だと天皇賞秋のようなレース展開となり、
本来であれば舞台があわない、ステイヤータイプのジャスティンパレスが2着にはいるようなレースのイメージ。

以上のポイントを踏まえた上で全頭評価付け

①イクイノックス   総合評価 S
能力指数            S
想定勝率             70%
想定オッズ          1人気1.3倍

前走 天皇賞秋 1着
ジャックドールが1000m57.7秒Hペース逃げの3番手に追走。
本来なら先行勢には辛く厳しい展開だったが
直線に入っても持続ラップを刻んで完勝。
2着3着の両馬はバテた先行勢を交わした〈展開恵まれ〉と評価したが、
勝ち馬のイクイノックスにおいては着順以上に圧倒的な勝ち方をしたと評価。
柔軟性があり逃げてよし、Hペースよし、スローのキレ勝負よしといかなる展開でも負けない圧倒的な能力。
懸念点をあげるなら天皇賞秋があまりにも圧巻なレース内容だけにその後の反動がないか。
展開的にパンサラッサとタイトルホルダーが逃げ争いで早めのペースとなり、
そういったレース背景の際にHラップ適性のあるイクイノックスは問題無し。

②イレジン  総合評価 C
能力指数        B
想定勝率            1%以下
想定オッズ     10人気159.5倍

前走 コンセンユドパリ賞 1着
ロンシャンGⅠ2勝の海外馬。
差し型のパワースタミナタイプで日本のスピード競馬との相性は良くない。
前前走のフォワ賞はプラスデュキャルセルとの叩き合いに敗れ、
そのプラスデュキャルセルが次走の凱旋門賞では大敗しており能力面も疑問視。(セブンスルーシーズ4着)
父はMonsun系ドイツ型血統でいかにもパワータイプ。
大雨で馬場が大荒れであれば狙ってみたい一頭であるが現馬場ではCまで。

③インプレス   総合評価 C
瞬発力                   B
想定勝率           1%以下
想定オッズ         11人気207.4倍

前走 京都大賞典 12着
比較的前有利の馬場と展開となり
後方から大外を回す競馬となったこともあり参考外。
重い馬場と距離ロスの多い進路で馬もバテていた。
前前走の新潟記念では内を渋とく長い脚を使い3着。
ただ相手関係を見れば京都大賞典の方が強かったこともあり、今回GⅠ一線級の相手関係であらば地力が足りない。

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