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わくわく免許合宿日記 day12

今日は縦列駐車と方向転換をやりました。手順が細かく定められていたので割と上手くできましたが、一回だけミスったので明日以降に修正していきたいと思います。




今日も時間がありませんでしたが、予定通りいけばあと4日しかいれないので、無理やり空き時間に目的地に行ってきました!

美術館通りの先

今日も美術館通りを通っていきます。いままでと反対方向に進んでいますが、木と垣根が丁寧に整備されてて、景観めっちゃいいです。

美術館に続く道の途中の橋
パノラマ
橋の全貌

見た感じ一級河川かなと思ってたら合ってました。
福島県だから東北地整の管轄かな?
天気はあまりよくないですが、見通しが良くて最高です。

山への入り口
美術館があることを暗示するオブジェ

着きました!
山の中にある美術館てかっこいいです。看板が石造りなのは山と調和させるためでしょうか。紅葉している木々のなかにあるのでとてもマッチしています。

郡山市立美術館

見ためこんな感じで、スタイリッシュな外観です。

中から見た外の様子です。めっちゃ山の中。

100円があれば使える無料ロッカー
企画展ポスター

現在やってる企画展がこちらです。
「酒と醸す美術」です!なにやら幻想的な感じですね。
良心的で学生は700円で観れます。

自動酒販売機

こちらは、企画展の入り口近くに展示してあるものです。明治時代につくられたもので、器を置いてお金を入れるとお酒が出てくるゼンマイ式の自販機らしいです。この時代から自販機が在ったことが驚きです。

では、次の授業が迫っていて時間がないのですが、観て行きたいと思います!





観てきました!
チケットがないと入れないところは撮影禁止なので写真はないですが、企画展と常設展、両方とも観てきたので順に感想を書いていこうと思います。


まずは企画展!パンフレットはこんな感じです。
感想からいうとめっちゃ良かったです!展示品の多くがネットで検索しても画像が出てこないものなので、でてきたものを中心に説明していきたいと思います。

初めに~
お酒は食事の際に飲む印象がありますが、他にも宗教の儀式の場で用いられることもしばしばあります。これは古来より、お酒を飲んだときの酔っている感じが神秘的だと考えられていたため、神と交信できるといった意味合いで宗教の儀式に使われ続けてきました。また、お酒の歴史は深く、縄文時代から口噛み酒という形で嗜まれてきたようです。

徳利(とっくり)引用

こちらは、徳利です。パンフレット裏の真ん中にも載っているものが展示していました。この徳利に書いてある文字は酒屋の名前で、お酒を全部飲んだら書いてある名前の酒屋に持っていき補充してもらう、という使われ方をしていたみたいです。(マイボトルてきな?)


サクラビールの広告 引用

次は、お酒の広告です。お酒の広告は絵葉書やポスターを使って行われていました。絵のなかという少ないスペースで、如何に商品のインパクトを与えるかを意識しているため、よく観察すると細かい技術が詰まっているそうです。このポスターは美術館に展示してあったものの一つで、巨大な像がビールを持ち上げており、下にいる人たちが盛り上がっている様子が描かれています。像と下で盛り上がっている人たちがかわいいし、そんな美味しいのかと思わせてくれるものなので、一番印象に残っていて好きです(笑)

赤玉赤玉ポートワイン

こちらもお酒のポスターで、大正時代に出されたものです。日本初のヌードポスターとして話題になって賛否両論を巻き起こしたそうです。(否の方が多かったらしい(笑))先ほど紹介した広告は絵でしたが、こちらのポスターが広まったあたりから、写真を使った広告が流行りだしたみたいです。実際に美術館に展示されているこのポスターを見たときは思わず持っているワインに目が行きました。白黒写真なのにワインだけ赤色になっていることによって目が行くようになっているらしく、考えられているなあと感動しました。

こちらの記事面白いです。



ネットで検索しても全くでてこないのですが、岐阜県の市之倉のさかずきは素晴らしいものが多かったです。一見すると普通のさかずきなのに、光を当てると美人像が浮き上がってくるものは面白かったです。他にも、陶器でできたさかずき台や、さかずきと陶器でできたひょうたんみたいな容器がくっついていてサイフォンの原理で飲むと自動的に注がれるものなど面白いものがたくさんありました!
市之倉さかずき美術館が岐阜県にあるのでいつか行ってみたくなりました。


続いて常設展ですが、こちらも素晴らしかったです。最初のほうは油絵、次に水彩画、最後にヴォーティシズムの絵というのが大まかな流れです。

ヴォーティシズムは戦時中にイギリスで広まった美術運動でこんな感じの絵やゲルニカみたいな絵のことです。


時間がなくてゆっくりは観れなかったのですが、今回の見学で色々なことを感じてもっと他の美術館にも足を運んでいきたいと思いました。(福島県立美術館行ってみたい)まず思ったのは、アメリカやヨーロッパなど海外の風景は油絵が、日本の風景は水彩画が合うなと感じました。単に見慣れているだけかもしれないですが。「水の東西」という作品の中では、噴水のように水を変形させて美を感じるのが西洋、滝やししおどしのように水の流れを妨げずに自然の中にある状態を視覚だけでなく、聴覚でも楽しむのが東洋と言われています。これからわかるように、日本の風景は滝や川など自然の中の風景が多いので水彩画が合い、反対に噴水や建物など止まっているものを描写する際は油絵のほうが合うと感じました。あとはやっぱり絵というものはすごく魅力的だなと思いました。旅行をしていく中で、この景色いいなと思って写真をよく撮るのですが、毎回なんか違うなと思ってしまいます。どうしても写真になると実際に自分が見て感じた感動は表現できないなと思います。しかし、今回の展示の中にある写真を見たときにすごく迫力を感じました。たとえ、実際よりも盛っていたとしても作者が伝えたい感動を写真よりも絵の方が伝えられるのではないかと思いました。

ミュージアムカフェもありました~
今度来た時に行ってみたいですね。店内の時計おしゃれ。

~完~


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