見出し画像

わくわく免許合宿日記 day15


起きるのがだるくて朝ごはんの時間すぎたので松屋へ、、、
朝の定食は白飯、たまご、牛肉、味噌汁のセットが290円で食べられます。お得!

今日は技能のみきわめがありました。問題なく終わったので明日の卒業試験を合格したら終わりです!
というわけで、今日は昼以降授業がないので遠出したいと思います!!

久しぶりの快晴!
こっちに来てからずっと天気が悪かったので最後に晴れてうれしいです。明日も晴れの模様。

ビックアイ

最初の方に行った郡山のシンボルタワー ビックアイです。遠くから見ると球体がよく見えますが、あれはおそらくプラネタリウムですね。


ここらへんの電車は1時間に一本が普通なので時間つぶしに「わこうぼう」にもう一度お邪魔しました~
今回頼んだのは 会津ブルーベリー!!
前回行ったときにドーナツを食べてこの生地にはブルーベリーが合いそうだなと感じたので今回買ってみました。

中身はこんな感じ。
ブルーベリークリームが入っている感じではなく、カスタードクリームの中にところどころブルーベリーが入っている感じでした。カスタードクリームとブルーベリーの相性抜群。美味しかったです。ごちそうさまでした。


電車の時間になったので参ります。いざ目的地へ。


本日の目的地 福島駅に着きました!
福島県は福島市、郡山市、いわき市の3つの都市が大きいのでその中の一つということになります。

福島駅の駅併設ショッピング施設は郡山駅と同じくSPALでした。

ももりん

福島市ご当地観光PRキャラクター「ももりん」らしいです。


福島市は市街地化した市の真ん中に山がある面白いところです。奥に見えるのがその信夫山(しのぶやま)です。

地元の大型ショッピング施設 MAX
地元のレトロ映画館

左に行くと、福島市の有名な温泉である飯坂温泉がありますが、右の県立美術館に向かいます。

甘食茶屋 結

日本初の甘食専門喫茶らしいです。いつもコーヒーばっか飲んでるのでたまには抹茶や緑茶をいただくのもいいかもしれませんね。

県立美術館でかい!
ギリギリ写真に写っていませんが、右隣に県立図書館があります。

水飲むの下手すぎて毎回水浸し

美術館の左から裏まで歩くと、小川が流れています。紅葉した山も見えるので誰か人と来たときはここらへんで一休みすると良いかもしれませんね。

美術館内装
企画展チケット

現在やっている企画展はこちら!
版画展です。金子さんという方が集めた版画のコレクションみたいです。版画に特化して見る機会は なかったので楽しみです。





じっくり観てきました!
もちろん写真撮影できなかったので印象に残った作品、作家さんたちを紹介していこうと思います。

星穣一「大樹(赤)」引用

まずは星穣一さんの作品です。
この作品は初めて観たときのインパクトがすごかったです。版画と言えば線が太く、カクカクしているイメージがあったので、ここまで繊細な版画があることに驚かされました。

岩切裕子「トピアリー」引用

次は岩切裕子さんの作品です。
独自の世界観が表現されていて、アート感溢れる絵です。これまた版画感がないですが、温かみがある絵で不思議な作品です。

黒崎彰「赤い闇1」

こちらは黒崎彰さんの作品です。チケットの絵の方です。
黒崎さんは木版画会の巨匠と言われている方で、浮世絵に魅せられて木版画の作成を始めたみたいです。浮世絵のキーになっているのは赤色だと捉えていたため、黒崎さんの作品には赤色が毎回使われており、そのインパクトと全体の締まり具合を強調させている印象です。(絵の枠も赤色)


最後の作品たちについて書く前に木版画の技法について解説します。

板目 木口 引用


〇板目木版画
→ 一般的に木版画といわれる場合には、板目木版を指すことがほとんどです。水性の絵具を用いることが多く、木目を生かした柔らかな表現が可能で、浮世絵などはこの板目木版で作られています。
〇木口木版画
→ 木口木版は、18世紀にイギリスで始められた画法で、油性インクを用いて印刷します。版面が硬いことで細かく彫ることができるため、繊細な表現が可能です。

木口木版という技法を知らなかったので、その繊細さに大変驚きました。
柄澤齊(からさわひとし)さんの作品が特に良かったので共有したいと思います。
柄澤さんには何種類か版画集があります。その中で二つ紹介します。
まずは「死と変容」

柄澤齊 「死と変容Ⅱ-10 洪水A」
柄澤齊 「死と変容Ⅱ-21 時の井戸」

版画とは思えないような繊細な絵で非常に驚きました。細部まで書き込まれており、その繊細さかつモノクロゆえの不気味さがあります。個人的にはシュルレアリスムの雰囲気を感じますね。

次に「肖像」

柄澤齊 「肖像XXX ミケランジェロ・ブナオローティ」
柄澤齊 「肖像IX フランツ・カフカ」

柄澤さんはその人の本質を見抜こうとし、それを肖像の中に投影しています。ミケランジェロはダビデ像を造った人で、フランツカフカはチェコのユダヤ人小説家です。彫刻家であるミケランジェロと、生涯を通して様々な女性と文通をしていた小説家であるフランツカフカの本性のようなものを表しているのかなと思います。

以上で美術館レポート終了です。
版画というと「モチモチの木」の表紙のようなものをイメージしていたので油絵のような作品や水彩画のような作品、鉛筆で描いたような繊細な作品など、様々な版画作品を観ることができて面白かったです。最後に紹介しましたが、今回は特に木口木版という画法が印象に残りました。版画について詳しくないのでまた触れ合う機会があったら勉強したいと思います。


帰りの道中にある甘食喫茶に行こうかなと思っていましたが、そこまで甘食が好きじゃないのと身体が小麦粉を求めていなかったので他の店を探すことに、、、

なんか面白そうなカフェを発見。
「Piccolo Caffe Bis」
外からやってるのかやってないのか分かりづらいところがグッド。ここにお邪魔したいと思います。

店内&ゆび

入ったら店長が店の中をDIYしてました(笑)
家族や知り合いしか基本来ないらしく、初めてのお客が来るのはめずらしいみたいです。

お代わり有コーヒーをお願いしました。お代わり分は金色の水筒に入れてくれます。2杯分くらい入っているので3杯で500円くらい、コーヒーも美味しいのでめっちゃお得です。

ゆっくりしてたら自家製のお団子をサービスしていただきました!甘くて美味しかったです。ごちそうさまでした!


お店を出たらもう真っ暗になっていました。
めっちゃいい雰囲気のカフェで最高でした!店内はレコードでJAZZがかかっていて棚にはレコードがたくさんありました。お店の外や中に美少女人形?的なのが置いてあるのですが、それはアニメ監督をやっている親戚の影響でオタクがお店に集うようになって置いていったものたちのようです(笑)
あとマスターが優しくて良い人ですごくゆったりできました!
また福島に来ることがあったら絶対来ます。噂に聞くと料理が美味しいらしいので今度来るときはぜひお願いしたいです。
マスターもお元気で!


向かいのカフェ

向かいはおしゃれなカフェで、マスターいわく観光客はみんなこっちのカフェに行くらしいです。わたしも入ってすぐマスターに「向かいの店の方がおしゃれだよ」とこちらのカフェを勧められました(笑)



帰る前に夜ご飯を食べる場所をさがします!せっかくなので福島市で食べて帰りたいと思います。

途中に在ったイルミネーションタワー①
途中に在ったイルミネーションタワー②

福島駅近くの商店街、文化通りです。福島駅から県立美術館までの道は住宅や飲食以外のお店が多いので結構暗いですが、文化通りなど飲食店が並ぶ道は明るいです。

本日の夜ご飯はこちら!
「四季旬彩霜月」さんです。
夜も定食が食べられるお店で写真で見たときにめっちゃ美味しそうでした。では入っていきます。





だーん✨
頼んだのはメンチカツ定食です!もつ煮定食と迷いましたがメンチカツ定食が珍しかったのでこちらにしました。お汁と煮物、漬物が付いてきます。
これで1000円しないくらい。コスパ最高!

メンチカツめっちゃ美味しかったです!
今回は頼みませんでしたがお刺身も美味しそうでした。昼はおまかせ定食、夜はおかず三品くらいのおすすめセットがあるので、そちらも気になりますね😊
ごちそうさまでした!!

さらば福島市!
正直そんないろいろなところには行ってないですが、運よくまた来たいお店やスポットをいくつか発見することができました。出会いに感謝!

いよいよ明日で合宿日記最後です。
15泊っていうと長く感じますが結構あっという間に終わってしまいました。忙しくて何もできない日がそこそこありましたが無理やり時間つくって色々なところに旅行にいけて良かったです。他の合宿生とは全く話さなかったですが、地元の人たちとの出会いがいくつかあってまた戻ってくる理由ができました😊
もちろん卒業できなかったらまだ続きますが、技能試験しかないので多分おそらく絶対落ちないと思うので明日で卒業です(笑)
最後の楽しみに取っておいたハーゲンダッツを食して明日に備えたいと思います。さすがにうまい。
明日!さらば福島県!

~完~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?