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授業配信動画で、ゼッタイに必要なこと

授業動画をつくるときに、つい忘れがちになってしまうことを、教えていただきました。

最初のころには、ゼッタイに必要!

上のような絵とともに「ここで止めて、ノートをとってください」ときちんと伝えるということ。これは、絶対に必要だと思います。もともとの投稿は、フェイスブックでの Watanabe 先生の御投稿です。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3749144638488828

フェイスブックを見ることができない方もいると思いますので、一番大切と思われるところを引用します。

その一言があるだけで、生徒にとっては「授業動画は、自分のペースで止めたり進めたりしていいんだな」ということが伝わる。(逆に言えば、この一言がなければ、理解してもしなくても流しっぱなしにしてしまう生徒がいるということでもある。これで、オンデマンド教材が真の意味で「オンデマンド(学び手の要求に応じた)」教材という形になる。

たとえ5分や10分の動画であっても、とても重要だと思います。

ただし一年中ではないですよ

ところで、「じゃあ、こういうテロップを一年中ずっと流さなければならないのか」というと、そんなことはないと思います。テロップまで使って、「ここで止めて」と伝えるのは、最初の1回か2回程度でよいと思います。

その後は、口頭で「じゃあ、このあたりで動画を止めて、ノートをとりましょう」と言う程度になるだろうと思います。

また、子どもたちが慣れてくれば、指示を出さなくても、自分で勝手に止めるようになるでしょう。「どの場所で、どのように止めるのか」ということを子どもたち自身が自分で決める、ことが重要です。

でも次の「最初」では、再び必要になると思います

したがって、上のようなテロップや指示は最初の数回だけ必要で、あとは普通に伝えていけばよいわけです。
しかし、次の学年になったり、あるいは、前期・後期で新しく出発したりするときには、もう一度、このような指示を出す必要があるだろうと思います。「次の子どもたち」は、動画を途中で止めてもよいということを知らないかもしれないからです。

子どもたちが自分の学びを自分のものにすること

このことが、最も重要なことだと思います。「授業動画を止めるように指示する」というのは、そのための重要なポイントだと思います。Watanabe 先生には、そのことを教えていただきました。


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