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宿題

たかさかえいごきょうしつでは、毎週宿題を出しています。

園児クラスは、テキストのCDを聴くのがメインの宿題です。それだけ?と思われるかもしれませんが、毎週しっかり聴くのと聞かないのとでは大違い。

幼稚園世代の若い耳はとても柔軟。日本語にはない音もカタカナに変換せずに聞いている様子が見られます。聴いたことのない音を発音することは難しいので、話す前にたくさん聴くことが大事。それがCDを聴く宿題を出している理由です。

週1回しかないレッスンを有効に使いたい。おうちで聴いていれば、レッスンで発音する前に、2回お手本を聴くところを1回で済んで、発展した内容に時間を使える、という時間短縮の意味もありますが、何より、子供達の取り組む意欲があがります。

「これ、知ってる!」「聞いたことがある!」と思うと、子供達は安心して、より積極的に楽しんで取り組んでくれます。子供達、特に幼い子たちは、知らない=変、と思ったり、緊張感を持ったりします。このような感情は学びをスローダウンさせてしまうのです。

園児クラスのテキスト。
音声CD付きのものを使用しています↓

小学生になると、音声を聴く宿題に加えて、字を書いたり、単語を覚えたり、短いお話を読んだり、など種類が増えていきます。子供達が「こんなにできない〜」とならないように、段々と、少しずつ増やしていきます。

子供達は、みんなそれぞれに得手不得手があって、お話ししたり、歌を歌ったりするのは好きだけど、字を書くのは苦手、という子もいれば、全く反対の場合もあります。聞く、話す、書く、読む、表現する、小学生になって、教材の種類を増やしていくのは、総合的な英語学習の意味もありますが、1つでも、自分が得意な分野があるようにする、という目的もあります。

始まったばかりの英語学習、自分は英語が得意だ、という気持ちのまま中学生になってもらいたい。得意な分野は伸ばす、不得手な分野は最低限やっておく、でいいと思っています。

小学生で使っているテキストの一例(学年によって違います)
音声テキストはCDだけでなく、QRコード、ダウンロードと出版社によって違い、保護者の皆様にはご協力をお願いしています↓

宿題のやり方は、範囲を指定して、その範囲を何度も繰り返し聴いてね、という形です。範囲を1回聴いたら1ポイント。5回聴いたら5ポイントというふうにポイントシステムにしています。体調やご家庭の事情などで、できる時、できない時、色々あると思います。特に、お子さんが小さく、保護者の手伝いが必要な年代では色々、毎日が大変。できる時に回数を多く、できない時は少ない回数でOK、というような形にしています。

そしてポイントが貯まったら、プレゼントを差し上げています。カゴの中に用意しているプレゼントの中から、自分が好きなものを選びます。プレゼントがもらえるポイントに近づくと、子供達は頑張って宿題に取り組んでくれます。そして、プレゼントがもらえると、「次はカゴにあった違うのをもらうんだ〜」とまたやる気になってくれています。

小学生になると、ポイントは1年間貯めておいて、ショッピングディにまとめてお買い物をするシステム。
それはまた別の機会に説明したいと思います。