昔の友達。地元の仲間。


学生生活最後の年。

大学四年生になって、
自由な時間が増えた。

今まで、大学の授業やサークル活動、
アルバイト、毎日忙しかった。  

でも大学四年は違う。
サークル活動は引退、
授業は週一回だしテストはない。

前に比べて、
自分の時間が作れるようになった。

それと同時に、
私は昔の友達に連絡する。

大学の関わりでは無い、
昔の友達や地元の人と
ご飯行く機会が増やしている。

というのも、
今連絡しなかったら、
きっと社会人の時には
忙しさ理由に連絡取らない、
会えない、
優先順位がどんどん下がっていく、
そう思ったから。

学生だからこそ、
空いてる時間を有効活用して、
たくさんの友人たちと
話しておきたい、
そしてあわよくば
社会人になっても会えるような
関係性を作りたい、
と思った。

高校ずっと一緒にいたのに、
卒業してから何年間も会わなかった友人。

中学の時のライバル的存在。

小学校からの親友。とかね。

実際に昔の友人に会ってみると、
既に就職している人もいれば、
留年ギリギリの人もいたり、
常に酒を飲んでいたり、
院に進んでいる人もいたり。。。

見た目は昔とはちょっと違う。
ちょっと大人の考えになっただけで、
中身は相変わらず昔のまま。

毎回会う時は緊張するけど、
話した瞬間私たちの空間が出来上がる。
みんな変わらなくてホッとする。

そして、
毎回言われる
『たかりは全然変わらないね。』。

私も、昔と性格も顔も雰囲気も
何にも変わってないんだ。

嬉しさ半分、
悲しさ半分。

でも相手はいい意味で言ってるんだと思う。
昔と変わらず楽しく話ができるって。

久しぶりに話す話は、
昔の思い出、学んでいること、
今までどんなことをしてきたのか、
将来の夢、恋バナ…

大学の同期とはまた違った、
面白い話ができる。

みんながみんな
それぞれの道を歩んでいて
面白かった。

高校の頃、
放課後残ってずっと
会話していたあの時間。
今じゃ居酒屋で2時間とかだもんね。

思い出す青春の数々。
遅刻になりそうでダッシュしたあの坂。
毎朝、教室の窓から友人と推しを探したあの夏。
文化祭マジック。
体育祭マジック。

私はその時は目の前のものに必死だったけど、
今客観的に振り返ると、
結構高校生らしい、
高校生を歩んできたのかもしれない。

でも、あの初々しかった
青春は、もう戻ってこない。

そして
ああ,大人になっちゃったんだなあ。
そう実感する。

果たして私はあの頃から
何か成長できたのだろうか。

わからない。

けど、大人になった昔の友人たちと
飲みながら話す時間も悪くない。

そして、
昔の話だけじゃなくて、
将来の話もするようになった。

ただ、将来何になりたいのかなんて、
明確にしている人の方が少ない。

みんなとりあえず就職、進学するみたい。
そして私も。

仕事の話をすると、
初めはバリバリ働いて、
二、三年でこうなって、、、
お給料は現実的にこれくらいで、、、と
現実的に考えすぎてしまう。

でもプライベートの話で、
何歳で結婚したい〜とか
何歳まで生きてたい〜とか
子供が欲しい〜とか
都会に住みたい〜とか
理想系の話は何だかキラキラしてる。

そういう話をすると、
わくわくしてくる。

将来の夢なんて、
自分の経験からしか出てこないんだから、
ゆっくり考えていけばいいよね。

将来に対して不安はあるけれど、
最近は大人なるのが楽しみになってきた。

まあ遠い先のことを考えずに、
とりあえずは今を大切に生きていきたい。

また話がずれてしまったけど、
結論昔の友達とお話しする時間って
めちゃくちゃいいよねって話。

今のうちにたくさんみんなと会っておこう。

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