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クリスマスの赤いセイヨウヒイラギ、節分の黒紫のヒイラギ

クリスマスと言えば、ヒイラギでしょ!

ということで、ヒイラギの絵を描こうと思って、お花屋さんとかも探してみましたが、ヒイラギ、見つからない。

どこにいるの〜〜赤い実のヒイラギ~~~!

と思って探してたら、実家にヒイラギありました。

持って帰って絵を描こうと思ったら、母が

「ほら、可愛い花咲いとるよ」

と言って、5mmくらいの白い小さな可愛い花が密集して咲いてる枝を切ってくれた。

「これって、赤い実がなるやつでしょ?」
「赤い実なんかなったっけ?」
「ヒイラギと言えば、クリスマスに赤い実じゃん?」
「????」

と、話がかみあわない。

家に帰って調べたら、クリスマスのヒイラギと実家にあったヒイラギは種類が違った。

クリスマスのヒイラギはセイヨウヒイラギと言って、4月から5月にかけて開花し、11月頃に赤い実をつけます。クリスマスによく見るのはこちらですね。モチノキ科。

実家にあったヒイラギは、11月、ちょうど今の時期に開花します。キンモクセイなどと同じモクセイ科なので、花からとてもいい香りがします。

実がなるのは、翌年7月頃。って、結実に8か月もかかるの??長いわね。

こちらは、日本で昔から、節分にヒイラギに鰯の頭にくっつけて、玄関に飾ってたヒイラギですね。

ヒイラギ(柊)もセイヨウヒイラギも、どちらも風習として魔除けに使われているみたいです。

たしかに、実家でヒイラギの枝を切る時に、葉っぱがあたって、痛い、痛い。

「いて、いてててて」

と言いながら切ってました。

家に持ち帰り、百均で買った水盆(?)にちょっと生け花っぽくアレンジしたものを透明水彩で描きました。

ほんとは、お花は、葉っぱの下にぶら下がるように咲くのですが、しっかり描きたかったから、あえて、上向きにさしてみましたよ!

ヒイラギの花の小さな白い花の愛らしさと、葉っぱが固くて、表面つるっとして、つんつんして、いてて、な感じをメインに和風にまとめて描いてみました!

そのうち、boothでポストカード追加しますので、お楽しみに。





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