食品表示検定 初級・中級合格法

すでに「初級」の試験は始まってしまっているのですが、
これから受験される方・次回以降受験される方に私の経験をお伝えしたいと思います。
これを見てくれる方は試験内容はよく理解していると思うので、前置きなしに始めます。

※初級・中級を含めて書いています(初級と中級で異なる点は、初級は〇〇、中級は〇〇、としています)。
※初級は2022年11月、中級は2023年7月に受験しました。

・試験当日

資格試験の学校やパソコン教室などの会場で受験します。
CBT方式(Computer Based Testing)という、PCを利用してマウスで選択肢を選ぶ試験方法です。

会場に到着したら、身分証明書を提示し、カバンなどの持ち物をロッカーに入れ、試験場に入室します。PCが何台も並んでおり、動作トラブルなどを防ぐためか、エアコンがかなりきつかったので、夏は羽織るものがあったほうがいいです(いまの時期は大丈夫かもしれませんが)。

試験場に持ち込めるのは、身ひとつです。入室する際にメモ用紙と鉛筆を渡されます。会場によっては、耳栓(市販されている黄色いもの)が用意されています。周りでもいろいろな試験を受験されているので、マウスのカチカチ音が気になる方は使うと、メチャクチャ集中できます。

試験場に入り、着席するまでは係の方が案内してくれます。試験開始までの簡単な説明があります。席についていきなりスタート、ではないので安心してください。
試験開始前にデモンストレーションがあり、回答形式の練習ができます。準備ができ、画面に表示される「スタート」をクリックすると開始です。制限時間は画面上に表示されます。

マウスをクリックして回答を選択しますが、後で見直しがしやすくなるように網掛けできる機能がついています。答えたけど自信がない問題はひとまず、後で見直しをするを選択するといいです。見直しは必ずするはずなので、よほど自信のある問題以外は「後で見直す」を選択することをおススメします。私も90%以上、網掛けしました。

試験時間と問題数は、
・初級 90分 75問
・中級 90分 100問

初級は見直しを入れても、1時間程度で終わります。
しかし、
中級は見直しをすると、10分くらいしか残らなかったです。ちょっとドキドキしました。問題も、初級ほど確信をもって「これっ!」と答えられるものは少なかったです。事前に何度か時間を測って問題を解いておくことをおススメします。

試験問題は初見なので、試験開始しばらくは「大丈夫かな…」と不安になるかもしれません。でも、問題をひととおり解き終わるころには落ち着いてくるので、焦らず解いてください。

初級は問題自体はやさしいのですが、配点が2点・3点の問題があり、それを続けて落とすと、痛いかもしれません。

中級は100問ありますが、1問1点なので多少間違えてもつぶしがききます。
なお、受験等でよく使うテクニックで、問題全体を見て、できるところから解いていく、という方法があります。
CBT試験はディスプレイ上に問題が一問一答形式で表示されて回答していく形式なので、それができません。なので、まずひととおり問題を解き、わからないところは飛ばして、見直しに時間をかけるのがいいです。なんせ時間がギリギリになるので、まずひととおり解き終えることを目指したほうがいいです。

※私が間違えた問題
・初級
レギュラーコーヒーの表示を選ぶ問題。この1問だけわかりませんでした。

・中級
①米トレーサビリティー法の対象品目
ライスペーパーを選択⇒✖ 正しくはライスバーガー。
粒状のご飯として提供されるものが対象となります。

②中鎖脂肪酸の別記様式内での表示位置
③別記様式を完成させる穴埋め問題 ⇒ 10問中、4、5問は落としました。

試験終了は制限時間になるか、自分で終了ボタンをクリックを押して終了となります。


今回はココまでにします。
次回以降、教材や学習方法を述べていきます。

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