ウェブサイト「MdN Design Interactive」より抜粋

2018年7月4日

魅力的な食品サンプルの世界を堪能できる展覧会「FOOD SAMPLE展〜ザ・リアル〜」

シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が受託運営する「北アルプス展望美術館」(池田町立美術館)にて、2018年8月26日(日)まで「FOOD SAMPLE展〜ザ・リアル〜」が開催されている。多種多様な約160点の食品サンプルを紹介する展覧会。まるで本物のようにリアルな食品サンプルの魅力を味わえる。

食品サンプルは日本で独自の発展を遂げ、そのリアルな料理の表現は日本の外食産業の発展にも大きく貢献した。本物と見紛うほどの見事な造形はもちろん、フォークでパスタを持ち上げる様子など、一瞬を切り取る表現も食品サンプルの特徴だ。本展では、その食品サンプルという“食文化”をモチーフにした新しいアートの世界を堪能できる。

会場には、食品サンプル製作会社のイワサキ・ビーアイ(株式会社岩崎)で毎年開催されている社内コンクールの出品作品を中心に、さまざまな食品サンプルを展示。地元の飲食店舗で実際に提供するメニューを表現した作品や、物語性のある作品など、その表現の幅は広く、技術の粋を集めた食品サンプルの最前線に触れられる。

特別出品として、小豆を髭に見立てた「アズラー」などで知られる現代美術家の境貴雄氏が手掛けた「どらやきいっぱい」も展示。この「どらやきいっぱい」は迫力あるどら焼きタワーで、その高さは3mを超える。

https://www.mdn.co.jp/di/newstopics/59713/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?