2021年を終えて、 2022年に向けて

中々しっかりとした文章を書くことがないのだが、いい機会なのでこの一年を振り返ってみる。

ざっくりとした振り返りと、2022に向けて思っていることをつらつらと書いていきたい。

もがき続けた一年

2021年は見出し通りわかりやすく、かなりもがいた一年だったと思う。

理由としては想定していた社会人と現実とのギャップだ。

配属時点で想定していた配属先などと大きく変わったことや、声をかけていただいた方と離れられたことなど、想定していた環境と大きく変わってしまったことが原因である。

当時としては元々想定していた事業でも、組織でも、人でもなくなってしまったため、なかなかマインドセットを整えるのが大変であった。

ただその中でも、目の前の求められていることから逃げるような人間になりたくない思いが強く、まずは100%コミットしてみることにした。

具体的にやったこと、その中での気づき

配属は海外事業部になり、実際の業務としては、開発からマーケまでかなり幅広い範囲のことをやらせてもらった。

具体的には、海外独自機能の開発と運用、獲得広告の運用、海外PMと2~3ヶ月ごとにミッションが変わることとなった。

常に、全く知らないものと向き合い始める状況で、新しいものをインプットしながら、同時並行で一定のアウトプットを求められたため、非常に胃の痛い日々であった。

その中での気づきや学びはいくつもあるが、特に最近意識しているものを3つ紹介したい。

①伝え方の方針を固めて相談・質問に行く
全ての業務で感じたことであるが、相談・質問に行った際に相手とどれくらい前提を共有できているのか、その上で自分が何をしたいのかを上手く伝えられずに話をしてしまい、無駄な工数をかけてしまった。自分が思っている以上に、相手に自分の意図は伝わらないことを意識する必要があると感じた。最近では、前提をしっかりと伝える→その上で自分がどうしたいかを伝えるなどを意識して共有情報のすり合わせを行なっている。

②事実と意見を混同しない
マーケの施策を考える時などに強く感じたが、自分の感想と実際に起きている事象の切り分けを上手くできていないまま話してしまうことが多かった。実際肌感として間違っていなくてもそれを裏付けるデータなどを持った上で話さなければ意思決定に繋がらないことを感じた。

③自分ごとになって初めて人は動く
PM業務を行って感じたことだが、相手に動いて欲しいと思って伝え方や伝える回数などを工夫してみたも中々動いてくれない人でも、いざ当人に不利益が出るものになると途端に動くようになるという事例が多くあった。当たり前のことであるが、自分の範疇にあるものとないもので、人は力の入れ方が変わってくる。これからはどのように自分ごと化してもらえるかを考えながらコミュニケーションをとっていきたい。

これからやっていきたいこと

2022年はやはり面白いサービスを創ることに手を伸ばしていきたい。

2021年はもがき続けた一年であったものの、間違いなく大きく成長できた年でもあると感じている。事業についての考え方や組織創りへの考え方も変わってきたし、特に最後の2ヶ月では間違いなく事業に対して責任感を持ってコミットできる人間になれたと思う。

とはいえ僕がこれからやっていきたいことは、就活時の志望動機から変わらず、あくまで”人の生活様式が変わるようなサービスを創ること”である。

近年、瞬く間にUber EATやLUUPが街に浸透したように、それまでの人の生活に入り込むような、街の風景をも変えてしまうようなサービスが創りたい。

最近メタバースやNFTなどが注目を集めているように、Web3.0と呼ばれる変革期に入っており、新しい技術を基盤としたサービスが次々と生まれ始めるようなタイミングにある。

2022年は事業にコミットすることはもちろんのこと、アイデアを提案できるような場にも積極的に参加していきたいと思う。



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