「87の時間ワザ」Google×YouTube 時間術大全を読んで

時間管理・ダイエット(健康管理)・英会話(語学)、これらの本は売れ続ける。結局、いつまでたって達成できないからだ。という本を昔読んだ。

英会話(言葉の習得)を「足し算」と考えるならば、時間管理とダイエットは、「引き算」のスキルになるんじゃないか。つまり、必要以上に予定を入れない、ご飯を食べないというスキル。スキルというか、意志の問題か笑。だけど、いや、だからこそ出来ない。結局、出来ないんだ、時間管理とダイエットは。俺が悪いんじゃない、俺の「意志」が悪いんだ。

ということで、時間管理・ダイエット・英会話については、学ぶのをやめてしまってだいぶたつ。特に時間管理については、どの本を読んでも書いてある本質的な部分が同じだということに気付き、時間とお金の無駄なのでやめてしまった。

やらないことを決めるのが好きなタイプなのか、自分で自分に「○○卒業」宣言をすることが良くある。新聞、テレビ、保険関係、紙の本、体温計、目覚まし時計…スマホが壊れて、お気に入りの画像が台無しになってしまったとき、半年ほどスマホも卒業したけど、今は堂々と復活させて使っている。

時間術大全。内容を一言でいうと、1日の「ハイライト」を決めよう、になる。ハイライトとは、1日の予定の中でスポットライトを当てる部分だ。1日単位の細かな時間調整や、中長期的なビジョンに向かっての進捗管理はやめて、とにかくその日1日のハイライトを決めて、それだけに集中しようというスキルだ。

ハイライトの決め方や、その他80以上の時間管理に関する戦術は、本書に書かれているので省略する。

元サッカー日本代表キャプテンの長谷部さんの著書「心を整える」に、「寝るときは、自分の意志で寝る。」的なことが書いてあり、衝撃を受けた記憶がある。毎晩必ずそうしている、寝ると決めて寝ているそうだ。私は毎晩「気づいたら寝ている」人なので、ダイニングテーブルかリビングか、はたまたお風呂の中で必ず一度はウトウトし、2日に1回は完全に寝てしまう。自分で起きられる時もあるが、大体は家族に起こされて、寝室に移動して子供と一緒に眠るようなリズムだ。そして、「○○卒業」のところにも書いたが、目覚まし時計は使わない。大体9時半には寝るので、いやでも7時間後の4時半にはぱっちり目が覚める。間違って二度寝したとしても、6時半には目が覚める。寝坊はしたことがない。むしろ、する方が難しい。

さて、寝坊とは何か。大切な用事があるにも関わらず、予定通りに起きられなかったことをいうのかもしれない。寝坊をしたことが無いので、分からない。

そもそも、予定通りに起きられない用事って、それほど重要じゃないような気がする。

遠足、海外旅行、大好きな人とのデート、ワクワクするイベント当日。

寝れなくて寝坊してしまったということはあるだろうけど、朝起きれなくて・・・てことはありえないんじゃないか。
「仕事がつらくて、朝、起きられないんです」という場合もあるかもしれない。
そういう場合は、寝坊するんじゃなくて、ぐっすり寝たままでいる方がいいと思っている。

私は、仕事の終わり際に次の日にやること2つを決めてから、帰るようにしている。

1つは、仕事との関係が強いこと
(仕事、使命、ワーク)
2つめは仕事との関係が弱いこと
(人生、趣味、ライフ)

仕事と人生を分けているタイプ
(ワークライフバランス型)と

仕事と人生を分けていないタイプ
(ワークライフミックス型)があるならば

私は、バランス型からミックス型に変化している最中のようだ。

ワークモードとライフモードの切替を照明のスイッチで例えるなら、「ON・OFF」でパチパチ切り替えるようなタイプではなく、ホテルの照明のように、明暗がボリュームで切り替えらるタイプのスイッチだと思う。

遊ぶように仕事して、仕事のように遊ぶ人は
起きてる・寝てるの2つしかなく、起きてるときはすべてが遊びであり、かつ仕事なのでしょう。
(ワークアズライフ型)

「早寝早起き」とは、よくいったもので
けして「早起き早寝」ではないということだ。

目覚まし時計で起きる行為は、想像しただけでストレスだ。

ただし、注意が必要で、「目覚まし時計を使って起床したほうが心にいい」という医師も中にはいる。
目覚まし時計なしで起きようとすると、「過緊張」という状態になり、ストレスがかかるらしい。

ポイントは、「起きようとする」ではなく、「起きてしまう」という状態だと思う。
私は、職住近接(職場と家が近い)型なので、身なりを気にしなければ、5分前に起きたとしても、職場には間に合うはず。という心のセーフティーネットが、謎のゆとりを生んでいるのかもしれない。

ちなみに私の本日のハイライトは

「外部評価委員会の資料をまとめること」と
「息子の剣道の練習を初めて見学にいくこと」の2つだ。

特に、剣道の練習は楽しみで、やっぱり早起きしてしまう。

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