異業種プロジェクト運営のTips(案)

いま、東京・仙台・大阪で7件の「社会人×NPO/ソーシャルベンチャー」のプロジェクトが進行中です!色んなプロジェクトを見る中、取り組みが上手くには共通項があるなぁと感じたので、自分の備忘も兼ねて、業種・セクターを越境するプロジェクト運営のTipsをまとめました。(同様の活動される皆さんの参考になれば!)

※写真は現在進行中のプロジェクトの様子。皆さんの実践、本当に素晴らしく尊敬しますm(_ _)m

◆異業種プロジェクト運営のTips(案)◆
①プロジェクトはスタートが最も肝心
実際、プロジェクトって「開始時に半分成果は決まる」ような気がします。なので、プロジェクトを協働する社会人とNPOの"目線"を一致できるよう丁寧にコミュニケーションすることがイチバン大事なポイント。逆にそれができれば、ほとんどの場合、社会人・NPOとも個性を発揮できて取り組みが上手く進む傾向にあります。

② NPOのタイプで、チームの"色"は2パターンに
プロジェクトチームの特色は、活動をご一緒するNPOさんの課題感やテーマによって変わると感じてます。
NPOに次のやりたい一手がある程度決まっている場合は、団体の下にチームが素早く団結して、初速が出やすい。そして、構想よりもアクションすることに社会人メンバーもコミットして、比較的早く「チーム機能」ができる傾向に。
一方、「何を次の一手とするか」を模索することから始める場合、そもそもの世界観など、最初の段階でコミュニケーションが濃密になる。その中で社会人メンバーが、団体の文化を知り、自ら団体の文化を創ろうとするようになって、プロジェクト後も関係が続くような「コミュニティ機能」ができやすいです。

③ 社会人メンバーの個性の発揮方法も2パターンに
プロジェクト中、そこに参加する社会人メンバーの多様な個性はどう活かせるか。これもチームの特色によって変わります。
NPOのやりたいこと決まっている場合、社会人メンバーは"団体のビジョンの下で自分の味を出す"のが上手くいきやすい方法。例えば「あ、それだったら自分これできます!」「それなら知り合いに詳しい人いるんで情報取っておきますね!」など。
一方、次の一手をNPOと考えるところから始める場合は、社会人メンバーは"自分の価値観や想いを開示する"ことで個性を活かせると思います。例えば「自分の経験から、この社会課題はココに着手しなきゃいけないと思うんです」「自分の想いとしてこんな人たちに向けて活動したいんです」など。
この辺を見極められると社会人メンバーにとっても心地よいチームを創ることができそうです。

まとめると、プロジェクト運営の際には「①スタート時に目線を合わせる、②テーマのタイプを見極める、③それに合わせて社会人の個性を活かせるようにする、というポイントに着目してみては?」というのが今のところの考えです。

こちら「確かにそう思う」とか「ここ違うんじゃん?」、「こんな点もあるよ!」等のご意見いただけると嬉しいです(・∀・)

今日も、ここまでお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
#プロジェクトって一期一会のナマモノですね

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