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みんな知ってる?東京に3つある「町」の一つ「瑞穂町」に行ってきたよ(vol.2 「ジュンサイ池と狭山池の池巡り」編)

胃もたれするくらいお昼ご飯を食べたので、いよいよ散策開始です。事前の調査でこの箱根ヶ崎一帯には二つの池があることがわかったので、それらを見に行くことに。「ジュンサイ池」と「狭山池」。どんな池なんだろう。

お昼ご飯を食べた「雀雀亭」の前を通る旧日光街道を北に進むと川とぶつかる。これが残堀川。箱根ヶ崎唯一の河川。名前の由来は「時折水が枯れて堀だけが残るから」らしい。確かに水量はあまり無かった。

(残堀川。雨が降ると水かさが増すのだろうか)

残堀川を渡ると狭山丘陵通りと言うちょっと広めの道に出る。その道を西の方に行くと瑞穂町役場があると地図は示している。せっかくだから役場も見てみようかと歩を進めたが、なんと役場は建替工事中でした。残念。気を取り直して、まずは役場近くのジュンサイ池に向かって歩き出した。

お、なんか階段があった。しかもけっこう長い急な階段だ。たぶんこれを登ったあたりが「ジュンサイ池公園」だ。ジュンサイ池って高台にあるの??よくわからないけど、とりあえず登ってみよう。

急な石段を登ると何かの碑が建っていた。戦没者慰霊碑のようだ。それにしても良い天気。ちょっと暑い。眺めは良いけど、木々のせいであまり見渡せない。それでも隙間から見える景色は良い。頂上に池は無かった。もうちょっと横の方にあるみたい。

(登ったら降りないといけない。今度は急な下り階段。アスレチック感覚)

お、池だ。大きな水溜りって感じ。水位は低いけど鯉がいました。「ジュンサイ池」って言うくらいだからジュンサイが昔は生えていたのかもしれないけど、わりと水はよどんでいたので昔から生えてないかもしれない。(東京のジュンサイは絶滅したらしい)

さて次は狭山池。さっき通った狭山丘陵通りを戻るような感じで進みます。

残堀川沿いに行けば、狭山池にたどり着きます。残堀川の水源は狭山池なので。桜がキレイ。

そして狭山池に到着。ここで痛恨のミス。狭山池の写真を撮り忘れてた…。池の看板はこんなにしっかり撮ったのに…。看板を読むと、昔からこの辺りは窪地で、大雨が降ると水が溜まる場所だったみたい。

ところで看板にも書いてある「蛇喰次右衛門」がこちら。劉邦の逸話みたいですね。世界中に大蛇を倒した物語ってありそう。

百姓だった次右衛門がその池で水浴びをしていたところ、小さな蛇が絡みついてきた。必死に放そうとしたが、更に締め付けてきたので、力持ちの次右衛門はその蛇をつかみ、噛みついた。途端に空は大荒れとなり、小さな蛇は大蛇となり、傷口からは血が七日七夜流れ出た。池は血で染まり、その水の流れで出来た川が、蛇に掘られた川との意味で「蛇掘川」となり後に今の「残堀川」になったと言う。
http://www.ittenbee-tokyomizuho.jp/entry-news.html?id=66639

「池を見る」という目的を果たしたのでそろそろ帰ることに。その前に箱根ヶ崎駅南側に広がる米軍横田基地をちらっと見に行くことに。横田基地というと福生をイメージしますが、瑞穂町の南部はだいたい横田基地の敷地。

駅を通りすぎ、基地の手前くらいにホテルが。ビジネス用なのかラブホなのかよくわからんけど、大改装中で近日OPENらしい。そんな雰囲気はないけど。

どばーんと広がる横田基地。遠くに戦闘機っぽいのが止まってた。

この先に駅は当分無いので戻ることに。最後に駅近くの圓福寺も見学。瑞穂町を代表するお寺。1月にはだるま市、6月にはほおずき市が開催されるっぽいよ。

今回は箱根ヶ崎駅東口一帯を散策してみたけど、さらに遠くに行けば狭山丘陵に行き当たるので、その辺も行ってみたい気持ちはある。(おわり)

街歩きで生計をたてて生きていきたい...