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おれの趣味の経歴1(221130日記)

この日記の目的って「おれが今現在好きなもの興味を持っているものをあとで振り返れるようにするもの」だったな。いわば自己分析のためのものでして。

天体写真

チャリとかバイクとかお出かけ関係の趣味色々やってきたけど、その原点は宇宙や天体に関する興味から。

たしか2018年ごろだったかな。金曜ロードショーで初めて耳をすませばを視聴したおれは「好きなものを追い求めるって素敵だな」と思ったわけですよ。んで、おれが好きなもの、とは。当時ですら生化学とか電子工作とか興味があるものは色々あったけど、童心を振り返ってみると宇宙だった。小学生の頃は宇宙飛行士になりたかった。まあ理由は子供っぽいもので、ただ単に無重力空間でぷかぷか遊んでみたいというだけのもの。それでも宇宙の図鑑とか星座の本とか、小さいながらも天体望遠鏡とか色々買ってもらったな。

そこからしばらくは宇宙への興味も薄らいでいたんだけど、再び宇宙へ関心を持ったきっかけは放射線。放射線って言ったら印象良くないかもだけど、要は電波天文学。大学時代に分光学を研究していた関係で、白色光に含まれる波長の成分で対象物を解析するって手法に面白みを覚えていた。

たとえとして最適ではないけど。天の川って真ん中に黒い帯あるじゃん。でもこれを別の波長の光、電波で撮影すると煌々と輝いてるんです。銀河の渦上腕には大量の塵が存在しており、可視光はそれらに遮られてしまい地球には届きにくいため、天の川の中央に黒い帯があるように見えるってわけ。

https://www.nao.ac.jp/contents/naoj-news/almar/data/almar01.pdf


当時名古屋に住んでいたんだけど、近所の図書館でよく宇宙の本を借りていた。宇宙線、ニュートリノ天文学、そして天体写真。そんな本を読みながら、おれも自分で宇宙をカメラに収めてみたいと思った。(なんならスペクトル分析もやってみたいとか身の程知らずなことも考えてた)

昨今は便利な時代なもので、自前でン万もするようなカメラやレンズを購入しなくてもレンタルサービスがあるんですよ。PENTAX KPとレンズ2本レンタルしてド田舎へ行ったタイミングで初めてのちゃんとした天体撮影。今見返してみるとレンズ結露してるし、露光もだめだしであんまりいい写真じゃないけど、それでも当時は感動したものだった。
(そーいや天体追尾のためのGPSユニットだけは自前で買ったわ)

んで、繰り返すけど上の2枚の写真はド田舎での撮影だから光害を回避できた。でも名古屋に住んでたらとてもじゃないけどそんな写真は撮れない。でも撮りたい。じゃあ遠出するか。運転免許持ってないからチャリで!←頭おかしい

8月末の金曜日、仕事後のおれはカメラと三脚担いで豊田市の山奥に向かう。あれがデネブアルタイルベガ。君が指差す夏の大三角。

この頃からソフトフィルターを使ってた気がする。あと、この頃撮影した写真で代表的なものがもう一つ。2021年11月の(ほぼ)皆既月食。

こいつらはママチャリで自宅から30kmくらい(?)のところに出かけて撮った写真。「あんがい30kmくらいなら自転車で日帰りできるんだな」と思ったおれは『星撮りスポットの下見』という名目で始めたチャリでの遠出が、気づけば趣味になっていく。

自転車旅の話は次回に続く。






最後におまけで、市街地で撮った天体写真を添付。ひっどいよ笑

まだマシな方。比較明合成で撮った月とオリオン座の日周運動。


北斗七星とアルクトゥルス。なぁにこれ。


市街地でも月は結構きれいに撮れる







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