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H.E.R. 「damage」 和訳と感想〜愛されることで生まれ変わる〜

  こんにちは😍 いよいよ11月に入っちゃいました💞 私さそり座生まれだからわりと嬉しいです☺️ 仕事では今月文化祭があるので、もうちょっと頑張ります🔥💪🏽

 さて、今日はH.E.R.の「damage」という曲を紹介したいと思います♡ この曲は今の季節にすごくぴったりで、リリースされた直後からずっと大事に大事に聴いてました。古めのR&Bを思わせる、年齢層高めの人にも受けそうな一曲。これを歌いこなす23歳😂

 ジャケットはこんな感じ↓ 綺麗な横顔です。

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 MVはコチラ↓

  この曲、トラックも歌詞も本当にいいけれど、その上MVも曲の雰囲気に合っていてとても素敵なんです。正直、曲はいいけれど、MVを見てがっかりする、、、なんてこともなくはないのですが、この曲はMVありきで聴きたい。

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 とにかくセットがすごくいい。ロサンゼルスのロキシーシアターというところで撮影されたみたいです。建物の古さと鮮やかに飾り立てたステージのコントラストがなんとなく切なさと物悲しさを感じさせます。

 ちなみにトラックのサンプリングソースはこの曲「Making love in the rain」(1987) 。ボーカルはリサ・キースとジャネット・ジャクソン!哀愁漂うメロディと歌声です。


 ちなみにラッパーのマリアさんもこの曲好きみたい。オリジナルもいいですよね☺️


では、内容を見ていきましょう。まずは歌詞を載せます。

If you got it, it ain’t no question
No, it ain’t no room for guessin’
No more than emotionally invested (No, no)
Showin’ you all my imperfections, oh
If I let you, you’ll take me for granted, yeah (You, you, you, you)
If I’m worth more than you could manage, manage, yeah
Open with me, oh, we could be honest
Closer to me, oh, givin’ me silence
Promise that you won’t let me fall, oh, oh
Holdin’ me tight, lovin’ me right, givin’ me life
All night you could be (You could be)
Tellin’ me lies, makin’ me cry, wastin’ my time
The wholе time, so just be
Careful what you takе for granted, yeah
‘Cause with me know you could do damage
You (Uh), you could do damage
You (You), you could do damage (You, you, you, you)
Yeah, uh
Worry ‘bout it, I’m puttin’ pressure (You know)
You’ll only kept me if I let you
No, he ain’t the one, it’s just for pleasure
Either learn me or I’m a lesson, no, no
If you want me don’t take me for granted, yeah, yeah
If I’m worth more than you could manage, baby
Oh, you’re fallin’ for me, oh, baby, I’ve caught it
Ooh, we could be whatever you wanna call it
Promise that you won’t let me fall, oh, oh

 和訳です。自分で訳したので誤訳があるかもしれませんが、雰囲気だけでも感じてください。

ちゃんとわかってるなら 疑いなんてないはずよね
推測の余地だってないはず
感情を持ってかれてるだけ
不完全な私ごと見てほしいの
ありのままでいさせたら
私のことないがしろにするでしょ?
うまくやれないぐらい
私に価値を感じてるっていうなら
まっすぐ向き合ってよ
飾らずいれるはず
もっと近くに来て
言葉なんていらない
私を傷つけないって誓ってよ
強く抱いて 正しく愛して
生まれ変わらせてよ
一晩中 ありったけで
ウソつくのも 泣かせるのも 
時間の無駄なの
だからただ気をつけていてほしいだけ
アナタが当たり前だって思ってることに
だって私を悩ませるのは
他の誰でもない
アナタなんだから
アナタが私を悩ませるの
私にプレッシャーかけられるんじゃないかって
恐れてる
そしたらアナタに捨てられるかも
でもそんなんじゃなくて
悦びが欲しいだけなの
私っていう人間を知るか
私が教えるかの二択なんだけど
私のこと欲しいっていうんなら
うまく扱えないぐらい価値があるっていうんなら
ないがしろにしないでよ
私に夢中なら、受け止めるから
どんな形でも上手くやれるはず
がっかりさせないって誓ってよ

 ため息が出てしまうほど、うっとりする歌詞。私が特に好きなラインがサビのここ。

Holdin’ me tight, lovin’ me right, givin’ me life
All night you could be (You could be)

 「愛されることで生まれ直す」「愛されることで命を吹き込まれる」っていう風に解釈しました。

 今からすごく変なこと書いてもいいですか?笑。  

 私は、特別な人に対して、「自分という人間を脱ぎ捨てて、その人になりたい。」と思うタイプで、でも実際にそれは不可能なので、常にどこか満たされない気持ちを(たとえその人と付き合っていたとしても)抱えて生きています。多分人に対するエネルギーが大きいというか、ライトな関係でいることが得意じゃないんだと思います。(友人関係も同じ。これは自分の人生の課題だと思っているので、どこかで直さないとダメなんですけどね笑。)

 でもそういう中で、相手と自分が一つになったような感覚を得られる時が、本当にごくごくたまにあって、新しい自分になったような、新しい命を得たような感覚になった瞬間にすごく悦びを感じることがあるのですが(それも気のせいなんですけど笑)、「その時の自分の感覚を言葉で表現したらこうなる」っていうのを、この歌詞を読んだ時に、まざまざと感じさせられました。「これ、私のことを歌ってる?」って、心の底から思えたというか。だからこの曲に特別な思い入れを感じているんだと思います。 

 ちなみにH.E.R.のデビューアルバム「H.E.R.」は2019年のグラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を受賞しているのですが、そのアルバムのエンジニアとして関わった一人に、日本人ミキ・ツツミさんがいます。実はミキさん、大阪のサウンド(と言っていいのでしょうか?)、KING JAMのメンバーの一人でもあり、現在はNYでレコーディングエンジニアとして活動中です。(写真一番左)

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  受賞に際して、池城美菜子さんがミキさんにインタビューしたものが見つかったので、そこから、H.E.R.の人となりや音楽的ルールが探れそうです。

- H.E.R.はスタジオではどんな様子なの?
Miki Tsutsumi - 昔からスタジオが大好きで、一番早く来て、最後までいたよね。俺たちが「もう帰ろうぜ」って感じになっても、「ちょっと待って、この歌詞書いたから」って引き止める。あまりパーティーとかクラブに行く感じではなくて、家で友だちと会ったり、音楽作ったりする方が好きな子。いまは忙しくなったから、前みたいにはスタジオにこもれないけど。
- 自分でギターを弾きながら曲を作るあたり、Amy Winehouseっぽいかも。Miki Tsutsumi - 色んな人の影響が入っているよ。Lauryn Hill、Alicia、Princeも入っている。お父さんがバンドをやっていて、昔から古い曲をよく知っていたよ。10代の頃から好きなアーティストは、PrinceやStevie Wonderって言ってたからね。いまのアーティストも聴くけど、楽器が弾けるアーティスト、ミュージシャンをリスペクトしてるね。

 内向的な性格で、有名になりたいというよりも、自己表現の手段として音楽をやっている人なんだろうなあという印象を受けます。好きなアーティストもプリンスやスティービー・ワンダー等、70年代、80年代の人。そりゃ1987年の「making love in the rain」をサンプリングしますね笑。

 さて、いろいろ調べて書いたけど、そんなん全部後付けで、とにかくこの曲はすごくすごく素敵。冬の夜、あったかい部屋でホットミルクでも飲みながら、「外は寒そうだなあ」なんて時間のBGMにぴったりだと個人的に思っています笑。そして、多分そうする笑。

 ではでは、長々と読んでくれてありがとうございました☺️ もし、おすすめの曲とかがあれば、紹介してもらえると嬉しいです。和訳も練習したいので、リクエスト等あればよろしくお願いします。 

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