シェリル・ノーム 「pink monsoon」〜R&Bフレイバー満載のアニメソング〜
こんにちは。元気ですか? 私は元気です☺️ 最近「THE BEST OF 2020」っていうタイトルのMIXCDを購入しました。年末にはこういうタイトルのMIXがたくさん出ますよね。こういうところからもいよいよ年の瀬って感じがしてきました。取りこぼしている曲もチェックしつつ、年末年始のイベントの予定も入れつつ、残り一ヶ月ちょい頑張っていきたいと思います🔥💪
さてさて、では今日は「pink monsoon」という曲を紹介します。 とにかく一度聴いてみてください。
これは11年ほど前にリリースされた曲なんですが、当時流行していた「マクロスF」というアニメ(この曲が使われたのは正確には劇場版なのですが)の挿入歌です。このアニメはSFと恋愛学園ドラマが混ざったような内容で、アイドル歌手のランカと洋楽DIVA系歌手シェリルの二人のヒロインが登場します。劇中でも彼女たちが歌う音楽がたくさん登場するのですが、その中でも私が大好きなのがシェリルが歌う、この「pink monsoon」という曲です。↓ジャケット。
私の中のアニメソングやアイドルソングのイメージは、音数が多い、頻繁な転調、ロック調のトラック、盛り上がるサビ、声を張り上げる系のボーカル等々「とにかく派手🔥」なイメージです。
だけど、この曲はその真逆。音の隙間が多い、R&B調のトラック、グルーブで聴かせるサビ、ウィスパーなボーカル。リリースは2009年なのですが、2000年代の女性R&Bシンガーって、アルバムの中に1曲はこういう曲ありませんでしたか? 歌唱力をアピールするんじゃなくて、グルーブに載せてあえて抑えて歌うのがオシャレでイケてる的な。
Fergie - Glamorous (Official Music Video) ft. Ludacris
Mariah Carey - Shake It Off (Official Video)
Ashanti - Rock Wit U (Awww Baby) (Official Music Video)
↑この辺とかはかなり当時の雰囲気出てると思います。2000年代後半って家が大富豪系セレブとかお騒がせセレブ(パリス・ヒルトンとかニコール・リッチーとか)が大流行してましたよね。お嬢様がスワロフスキーめちゃくちゃついたピンクと黒の部屋着来て、折れそうなほっそーい足の震えてるチワワ(お嬢様とお揃いの服着させられ済み)連れてるみたいな笑。
そういう「もともとセレブが頑張らないでなんとなく有名」みたいな風潮だったから、音楽的にも「張り切って歌わない系の曲」が流行ったのかもしれませんね。とは言え、こういうシンプルなトラックの曲を歌いこなすのが、一番難しい気がします😓
日本でも
BENI - Kiss Kiss Kiss
とか、
青山テルマ feat.SoulJa / そばにいるね
とかが大流行してましたね。
っていう風に考えると、この「pink monsoon」、本当にアニメソングらしからぬアニメソングです。当時のR&Bのハヤリど真ん中! ちなみに作曲したのは菅野よう子さんという人で、CMソングから映画音楽まで、幅広いジャンルの音楽を作りこなすことから「天才」と呼ばれています。
確かにここまで、完成度の高いR&Bのトラック作られたら、本業のトラックメイカーはどうしたらいいのでしょう😵
10年ぶりくらいにこの曲をふと聞いてみて、「やっぱりいいな」と思ったので、記事にしてみました😍 結構「そのジャンル」の「そのジャンルっぽくない音楽」にグッときてしまうタチなのです☺️
moumoonの「sunshine girl」っていう、日焼け止めのCMに使われていた曲も、友人に「コレ、トラックがレゲエぽい」って言われてから、好きになりました笑。
確かに「スチャスチャ」してるトラックが結構「ぽい」。
皆さんもアニメソングやJ-POPの中にブラックミュージック、ぜひ探してみてください♡ そして見つけたら私に教えてください♡ 共有しましょう🙌
ではでは、今日はこの辺で☺️ 読んでくれてありがとうございました。
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