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叱らないで!その短所お子さんの才能です。 フェアリーゴッドマザー15色の才能 黄緑色の才能の速さを使いこなす方法

図4−2


黄緑色の才能が強い子の特徴は
なんと言ってもマシンガントークです。

息もつかぬような速さ
ハイトーンで軽やかに
「あーでね、こーでね、ああしたらこうなって、

こうやってそれしてあれして⚪︎✖️△…」
それがエンドレスに続きます。

ほとんどの場合
会話のキャッチボールにはなりません。
一方的に思いついたことを話すから。
聞いている大人にとっては
意味不明であることもしばしば。

もちろん本人にとっては
意味のある大切な才能育てなのですが、
黄緑色の才能は時と場所を選びません。

相手をしている方は疲れてしまい
少し静かにしていなさい
周りの空気を読みなさいなどと
お説教をすることになります。

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けれど黄緑色の才能の頭の回転の速さは 
そんなちっとやそっとの説教で
止まるはずもないのです。

とにかく大容量の回転速度だから。
よくよく聞いていると
面白いことも言っているのだけれど
フラッシュ的に降りてくる
思いつきを次から次へと話し、
どうやら話しながら
思考を組み立てているらしいのです。

そこにワクワク感を増す合いの手が挟めることは、
とても大切なのですが、
ずっと付き合ってあげることも状況が許さず
なかなか難しいことだなぁと長年感じているところです。

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ある時、保護者の方が
「うちの子はとても面白い話を沢山してくれるから
それを作文にしてみたら?と提案したのだけど
紙と鉛筆を前にすると一行も書けないの。
どうしてかしら?」と、おっしゃっいました。

そういえば、
多動性の自分にも大量に降りてくる思考を
文章で残す苦労に覚えがあったと思い出し
こんな提案をする様になりました。

「あのですね、
頭の回転速度が異常に速い才能をもつ
お子さんは、
思考の速度と鉛筆で文字にする
手の動作の速度が合わなくてバグるのです。

ですから、
言ってることを録音して
それをお母さんが文字に起こしてあげて下さい。
大切な記録になります。

もしそれが大変であれば、
ドラゴンスピーチを使うとか、
1番便利なのがiPhoneの音声入力機能です。

自由に話すのを録音して聴かせれば
思考にも役に立ちますし、
ユーチューバーの練習にもなりますよ。
匿名で顔は映さずとりあえず非公開で
動画のチャンネルをつくるのも良いかも。

音声入力したものを作文にすれば、
あっという間に何枚もできるので
そこからいらない文章を引けば良いんです。と。

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そんな話をしたら、
お子さんのお話を
文字におこしてくれるお母様もいて、
回転をストップさせられることに
すごくストレスを感じる才能だから、
理解者がいるって幸せなことだなぁと思いました。

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ここまでは以前のブログでも
似たような話に触れていると思いますが、


最近、文字だけではなく
絵でも同じ体験をしたので
シェアさせて頂きたいと思います。

必要があって、年末から絵の修行を始めました。
私は美大を出ています、
何を今更絵の修行と思うかもしれないけれど、
美大を出て絵を描き続けている人って
私の周りでは意外と少なかったのです。

思い描く理想の才能と自身の力量とのギャップに
大抵は別の道を選んでいくような感じでした。

私自身も御多分に漏れず
自分の作品というよりは
教えるという別のアプローチの方が楽しくて
あえて大好きな絵画制作の活動に
本格的に目を向けるのは長年やめていたのです。

好きであるが故に夢中になると
他のことそっちのけで没頭するから
仕事や子育てや
生活が回らなくなるのも嫌だったので。

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そんな私が
どこからか降りてくる
絵を描きなさいという言葉に促されて、
どうして?何の意味が?
今更どうして必要なの?
そんなことしてたら、
他のことができなくなるじゃん!
と思いながら悩んで
あれこれ始めたのが去年の夏の終わりです。

それでも誰かに勧められている気がして
度々時間を見つけては試行錯誤するうちに、
またまた奇跡が起きたのですが、
それは偶然iPadにApple Pencilで
お絵描きをする様になったことでした。

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そうしたらね、
なんと自分の思考の速度に合うの。
アナログの絵は作業の工程が多すぎて
途中で挫折することも度々だったのですが、
iPadと電子ペン、
アイビスペイントという
高校生が教えてくれたアプリが
イメージを形にするのに最適で。

短いもので五分。
長いものでも1時間以内に描いた絵があると
文章が出てきやすくなることに驚き、
うわっっ!なるほどこういうことか!と
膝を打つ思いでした。

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アップルペンやタッチペンで描くと
瞬時に様々なブラシツールが切り替わり
色の彩度や明度も自由自在で選びやすい
だから頭の中に降りてくるイメージが
瞬間的に捕らえられるのだと分かったのです。

未来脳を持っている子ども達が
デジ絵を描きたがるわけだと
ものすごく腑に落ちてしまった出来事でした。

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アトリエでも絵師さんに憧れて
デジ絵を描きたい子はたくさんいます。

それでもアナログな絵の経験値も必要と思い
授業の中でのデジ絵は中学生になったらねと
押し留めていたのですが
去年からは小学生もデジ絵OKにしました。

お子さんの才能を思う、親御さんの理解の方が
私の硬い頭で許可するより早かったのです。

ところで
人はそれぞれに会話や思考のリズムがあります。
ゆっくりな子は茶色の才能が強い子
的確なのは青色の才能が強い子
的を射ないけれど発想の面白さは黄色が強い子
奇想天外なのは紫色が強い子です

それぞれの違いにいらいらすることもあるけれど
みんながお互いのスピードを認められる世の中になって、
互いの才能を愛することが出来れば良いですね。

そのためには、まずお子さんの持っている
才能の色の強さを理解して叱らないことが1番です。

そしてこれを読んでくださっている
あなたご自身の人からいらいらされる部分が
尖った才能に変わる大切な才能の芽であると理解して頂けたら幸せです。

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