挑戦すること

絶対に無理だと言われた。
その状態では危険が伴うし、だいたい他にやるべきことがあるだろうと言われた。

医師は「その状態で挑むなんて正気の沙汰ではない」とまで言った。

皆が皆反対し、理解者は減っていった。

でも、諦めなかった。
絶対にできる。やるんだ、という強い意志が奮い立たせた。
誓い、約束、そして自分自身のため、あらゆることが支えになった。

それからは、最大限に注意を払いながらも目標に向かって努力し、工夫し、やれることはすべてやった。

そしてついに切符を掴んだ。

それでもなお、「止めておけ」「無理だ」と言う言葉は止まらなかった。ひどい罵声も浴びた。

でも諦めなかった。極々少数しかいない応援者に見守られ、挑戦した。

そして

ついにやり遂げだ!
最後の最後まであきらめなかった!
残念ながら100点満点ではなかったが、今まで誰も成し遂げられなかった功績を残した!

今まで白い目で見ていた奴らは手のひらを返して称賛した。

挑戦者の前には必ず反抗する奴らが出てきて邪魔をする。そいつらは決して悪意を持って止める者ばかりではないだろう。
しかし挑戦しないとわからない、かけがえのない何かを得られるかもしれない。その機会を奪うことは何人もできないはずだ。

自分はこれからも挑戦者を応援し、挑戦者になりたいと思う。


※パラリンピック車椅子バスケットボールを見て思いました。決してオリパラ全体のことではありませんよ。

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