インターネットが壊れた

 インターネットとは地球規模のネットワークである。これを修復する技術を持ち合わせていない以上こちらが折れる他無い。

 不便な点は容易に想像が付くであろうから一つ一つ挙げることはしない。普段インターネットを介して行っている全ての行為に支障を来すのである。何より平時以上にインターネットに依存した生活を(半ば前向きにだとしても)強制されている最中だ。

 しかし普段の生活を変える切っ掛けを探している人種にとっては悪い話ではない。ウサギと違いヒトは退屈によって殺されるので、浮いた時間を何かしら普段しないような行動に当てなければならない。インターネットに趣味を依存しているためか、オフラインで可能な行為は大抵有意義であるように感じる。
 また、非日常というのはそれ自体が魅力的である。当然明日の講義は受けられないので、恐らく学校の最寄り駅で降車せずに一人京急下り三崎口行に揺られる高校生の心持ちを味わうことができよう。このワクワク感は物事へのエネルギー敷居を多少下げてくれるように感じる(この記事が証左である)。

 私は日頃から自分のことを、多少の環境変化では死なない生物であると自負しているので、もう暫くこの生活と仲良くできる責任がある。この文章を公開することで多少のストレスは解消されるであろう。もしブログの投稿が増えるようであれば、それは私の精神安定のためかもしれない。

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