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【BMAX】ロスを減らそう タイヤ・シャフト編

こんにちは、「たかも」です。
今回は「パワーソースを鍛える前にパワーロスを減らそう」のうち、「タイヤのゆがみとシャフト」の記事です。
なぜタイヤとシャフトから記事を書くかというと、マシンをポテンシャルを発揮するのに一番大事と考えたからです。

なぜタイヤとシャフトって大事なの?

多くのミニ四駆レーサーがタイヤが大事とコメントされているのを見ます。
これはタイヤのブレが走り出しの加速スピード、走行安定性に大きく影響しているからだと考えています。
≒ガタがあると凸凹道を走ってるかのような抵抗があり、跳ねたり加速の抵抗になる。
BMAXではタイヤ・ホイールはホイール貫通のみが許されており、それぞれを加工によって精度を高めることはできません。
ではどのように上級者との差が出ているのでしょうか?
実はタイヤ・ホイール、シャフトを選び、ブレに気遣うだけで、大きな差が生まれます。

タイヤとシャフトのブレ発生箇所

まずタイヤの発生ポイントは下記があります
タイヤ×接着剤×ホイール×シャフト×ホイール×接着剤×タイヤです。
これらのパーツを選び正しくつけていくことで、ブレや歪みを減らすことができます。

タイヤとホイールに関連するパーツ例

下記は私がミニ四駆初めてすぐ作ったタイヤと直近レースで使っていたタイヤになります

ブレの多い方は動画内右側のタイヤが左右にぶれているのがわかるかと思います。
このちょっとした差でさえ、完走率やタイムに大きく影響します。

ブレのあるなしによる走行性能差

一つ前のトピックで紹介したタイヤを用いて、同じコースで検証しました。

同じモーター、同じ電池で同じ電圧でも3周でタイムは1秒弱遅くなりました。(ブレなし 21秒強→ブレあり 22秒弱)
動画を見ての通り、ジャンプの姿勢も悪くなってしまい、2回に1回程度でしか完走できません。
この検証結果から、しっかりと路面を走れるタイヤを作るのが大切だと伝わると嬉しいです。

タイヤをマシンに取り付けるまでのアプローチ

私はタイヤを取り付けるのは、下記段取りで行っています。

1.まっすぐなシャフトの選別

シャフトチェッカーを通るシャフトのみ使う

2.タイヤの切り取り

ランナー跡をニッパとデザインナイフでキレイに取る

3.ホイールの切り取り、穴の貫通

治具を使いキレイに貫通

4.ホイールの選別
ホイール刺した時のブレチェックはこちらの動画の2:15くらいがわかりやすかったので、参考にしました

5.選別okのホイールにタイヤを接着

治具を使って、しっかりタイヤを接着
治具なし、タイヤが浮いたり両面テープが寄ってしまう

これらの段取をしっかり踏み、自分要因でのブレを減らすことが大事と考えています。
タイヤに関しては、ホイールがナローな(外側が内側に比べて直径が短い)作りになっている影響で新品では接地面がでません。
ある程度使っているとタイヤが削れて来て、設置面積が最適化され走りが格段に良くなっていくと思います。
壊れたりしてタイヤを変更すると走りへの影響が大きいことから、予備を作って走らせて消耗させておくのが良いと思います。

次回はターミナルと接点圧の記事を書きたいと思います。



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