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繰り返エデュさせないケーション

今回のTTTは
繰り返させないエデュケーション」と題して、
織田先生がメインとなって行われました。


エデュケーションってなぁに?

英語での意味は「教育」
語源のラテン語だと「引き出す」

痛みや不具合を繰り返させないためにしっかりと教育して能力を引き出してあげようというのが今回のテーマになります。


様々な指導

自宅指導といっても色々とあります。

運動指導
食事指導
睡眠指導
ストレスへの向き合い方

など多くあります。


我々鍼灸師がよく行うものには、ツボシールを貼って
「暇なときそのシールを軽く押して刺激しといてねぇ」
「ペンで印付けといたところにお灸してあげてねぇ」
ということはよく行われるかと思います。

しかし、
「最初はやってたけど」とか「たま~にやってるかなぁ」患者さんは多く見受けられる気がします。

患者さんは、よくなりたいと思っているはずで我々もよくなって欲しいから伝えているのに何でやらないのでしょう。


気づき

患者さんというか、人は自分のことが一番わかっていないと思います。

だから、
不具合が起きて初めて気が付き、病院や整骨院、鍼灸院などに行くという行動に移すのです。

では、
患者さんが指導したことを行ってもらうには、我々がいかにして普段の生活が不具合を起こしやすいのか、正常だとできることが出来ていないことを気づかせあげることが重要になってきます。


指導する目的

普段、指導するときは何かしらの目的があって行われると思います。

もちろん、
患者さんがより良くなってもらうためなのですが、指導したことをちゃんとやっていないということは、我々の目的伝わっていないということになります。

目的を伝える方法はいろいろあると思いますが、手っ取り早いのが「体感」してもらうことではないでしょうか。

織田先生の普段から行われている流れを詳しく説明してもらいましたが、私が感じたことは、

気づきを得られやすい言葉選びとその数、
そして、「これをやれば治る」ということを体感させるタイミングや流れがめちゃくちゃ計算されている

と。


結局は

前回の#TTT1003の回でもそうでしたが、

どれだけ患者さんに寄り添うことができるか

ということです。


・患者さんの発する言葉をどれだけ深く掘り下げることができるのか?
・一体この人の本音はどこにあるのか?
・なにが問題でその悩みが出てしまったのだろうか?
・その悩みを解決するにはどうしたらいいのだろうか?
・この人を幸せにするためにはどうしたらいいのか?

結局はそういうことなんだと思います。

私の勤める院のオーナーも日ごろから

テクニックやノウハウも大事だけど、それを取り扱う❝あり方❞が大事

とよく言っています。


本気で患者さんを幸せにするためにはどうしたらいいのか?
どうしたら幸せになってくれるのか?
そのために自分ができることを考え、磨いていきたいと思います。


ちなみに、
前回の#TTT1003が気になる方はこちらをどうぞ



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