声を出す

伝えたいことは山ほどあるのだ。
腹が空いたとか、下半身が不快だとか、暑いとか…。
ただ、それを伝える手段がまだないのだ。

息を吐くことで喉笛を振動させて音を出すとこちらに注目するようだ。腕を振るのも有効だと思われる。顔の筋肉を強く収縮させることも、向こうがこちらに注目していれば良いだろう。

伝わらなくてもどかしい。今は懸命に音を出す。伝わるまで出す。

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