泣き止まない期

　この子が生まれて1ヶ月半、音にきく泣き止まない時期というものがやってきている気がする昨今です。

　そんな時はだいたい「だっこ」か「おっぱい」で泣き止みはするのですが、いかんせんこちらはそのぶん時間や体力が持っていかれます。
　「若いというのは羨ましいね」などと職場のおじさま方には嫌味を言われることもありますが、私もこの子にそれを言ってあげたい。疲れを知らないのではないかと思うくらいに夜でも昼でも「泣く」か「おっぱい」か「だっこ」か…。アパートの壁の薄さが気になる…。

　「『泣く時期』というのが生後1−2ヶ月ごろにあるんだよ」と産院の先生には教わっていたけれど、これがそれか。

　良心的に解釈するに、この子は…体力がついてきたので起きていられる、だからもっと遊んでほしい、抱っこしていろんな景色も見せてほしい…。と言ったところでしょうか。
　あくまでこの子がそう求めたわけでなく、そうすると泣き止むのでこちらがそう考えているだけですが、無慈悲な帝王の言葉は直接脳に語りかけられるので如何ともし難いですね。