米国憲法修正第18条(禁酒法)について

米国憲法修正第18条とは
・いわゆる禁酒法で、1919年に各州の批准が終わり確定しました。

何故、禁酒法が制定されたのか
・宗教的理由に加え、男性が(不健全な)酒場に入り浸り家庭生活に支障をきたすことに対する女性からの批判は大きく、女性を中心とする禁酒運動は根強かった為

禁酒法の制定による問題とは
・飲酒禁止によって犯罪を抑止しようとしたが、逆に酒をめぐる犯罪が増加した
・密造酒による健康問題や、密売に関わるギャングやマフィア同士の抗争による治安の悪化も問題となった。

米国憲法修正第18条(禁酒法)の廃止
・1933年2月17日にアルコール度3.2%以下の酒類の販売を認める法律が議会で可決された。さらに、2月28日には修正第18条を廃止する修正第21条が可決され、12月5日に施行された。

私は飲酒が出来ないので禁酒法が施行されていても問題が有りませんが、お酒好きにとっては大問題だったと思いました。


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