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オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを徳島の映画館で見た話


2024年2月18日日曜日、僕にとっては楽しくてそして感動的な体験をしたイベントがあった。
オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームである。
1年前の2023年東京ドームからの生放送で発表された時、なぜかこのイベントは見なければいけないと思いチケット先行発売から何度も抽選に応募するもハズレ、正式発売の日にはぴあのサイトにも辿り着けず僕には縁が無かったと思いラジオ聞くのもやめようかと思っていたら、若林さんのnoteで19万人の応募がありわざわざお詫びの文章を書かれていてむしろこちらが申し訳ないと思い、ラジオも当然毎回聞いていたところシネマビューイングを全国で開催とのお知らせ、しかも開催日は徳島の開催地であるシネマサンシャイン北島から数キロ離れた藍住町で地元バスケットボールチーム徳島ガンバロウズの試合が13時から開催され15時に試合終了後17時30分の開演に問題なく間に合うということで1日を楽しもうと思いチケットの申し込みをしたところ無事に先行で購入した。

オードリー、オードリーANNとの出会い

唐突だが、私がオードリーを知ったのはMー1の前のぐるぐるナインティナインのおもしろ荘のコーナーで毎回数組の若手芸人がネタを披露するコーナーで最初出てきた時は春日さんのピンクのベストとオールバックの出立ちの奇妙さとズレ漫才という今まで見たことないお笑いに爆笑するも、春日さんの印象が強くてこれは春日さんだけが注目を浴びる一発屋パターンじゃないかと思っていた。(当時の私は同じことをレイザーラモンや髭男爵にも思っていたが、現在RGさんがあるあるネタ、山田ルイ53世さんがルネラジや文筆業で才能を発揮されていて人を見る目が無いなと痛いほど痛感しております。)
その後オードリーはMー1グランプリで敗者復活から準優勝に輝き、テレビで段々と活躍してくる中で春日さんが貧乏ネタで最初は脚光を浴びていたのが徐々に若林さんの才能にも注目が集まるようになり、最近になって読んだナナメの夕暮れの「他人への否定的な視線は、時間差で必ず自分に帰ってきて、人生の楽しみを奪う」は自分の行動指針になっていて世間ではやっていて面白そうなものは触れてみてそのうえで自分に合うかどうか、合わないならなぜなのかを考える、触れなかったものに関しては特に何も言わないということを貫いている。
ただ、オールナイトニッポンに関しては聞き始めたのが2021年ぐらいだったと思う。武道館のイベントは朝のワイドショーでイベントがあったことは知っていたがその時は単にオールナイトニッポンやってんだと他人事で聞こうとするも後回しにしていた覚えがある。そして聞き始めても、最初は笑いどころを作るための若林さんが春日さんにキレるという流れが不快に感じてしまい何いきなりブチ切れてんだよとラジコを停止して少し時間立ってから再度聞くということを繰り返した(もちろん今はそのくだりは笑いながら聞いています)


シネマビューイングということで開演前に映画館入口に行くと多くの人が入場を待っていて中には東京ドーム公演のTシャツやベースボールシャツを来ている人がたくさんいた。直近の放送で今治が21人しか売れてないと若林さんが話しており徳島も空席があるだろうなと思っていたので完売したときたときは徳島にもリトルトゥースはいるんだなと感動していた。確かに常三島に東京ドームへ行こうという看板が掲げられていて熱いリトルトゥースがいるなと思っていたのでこの結果は当然だと思った。

開場してまず流れていたのはサトミツさんと藤井青銅さんのオール前座ニッポンのラスト5分間でそこで映し出された東京ドームの観客の多さに大人気イベントだなと驚きそしてここでもうすぐお祭りが始まるんだなとワクワクし、オードリーによるシネマビューイング&配信用前説動画が流れ、コール&レスポンスで着物ダブチババァに笑いながら声を出して、いよいよ本編が始まった。

ウェルカムムービーから若林さんのフィールド・オブ・ドリームスと春日さんのメジャーリーグオマージュのオープニングからの3時間はあっという間で、若林さん、春日さんのトークゾーン、ひろしのコーナーで春日さんの愛車ゲレンデのフルボッコのくだり、春日さんとフワちゃんの味玉プロレス、若林さんのDJプレイからの星野源さん登場、そして死んでもやめんじゃねーぞのコーナー、一旦エンディングまで全然ダレ場がなく、オープニングの若様の「今日はラジオをしに来ました」の言葉は偽りなく、いつものオードリーのオールナイトニッポンレギュラー回とスペシャルウィーク的な企画という土曜日の25時からの楽しい時間が東京ドームで再現されて映画館で爆笑してました。

公演中ふと思ったこと

この3時間笑いながら僕の心のなかで強く感じたことは面白い人たちって才能だけじゃなくて自分から行動してその中で面白いことを作るんだなということに気付かされた。
若林さんのトークゾーンのウーバーイーツ体験談はそもそも東京ドームの体力づくりで自転車に乗ってるが段々と同じところばかり回るようになりマンネリ化するという中年の危機から変わったところに行くならウーバーイーツの配達員をやってみようという話なのだが、基本的にウーバーイーツの配達員は生活費を稼ぐためにやってる人が多く例えばTAIGAさんや伊集院光さんの深夜の馬鹿力の構成をやられている河野かずおさん、さらには前構成の渡辺くんがやっているバイトで本まで出されている。若林さんは生活のためではなく体力づくりのためなのだが、芸能人でパーソナルトレーナーをつけて体力づくりしてもいいのだが、体験してそれを面白くお話するのである。
春日さんの長楽のポークライス再現の話も、フワちゃんとのプロレスのためにプロレスリング・ノアでみっちり練習して、DJプレイのためにDJスクールに通ったり、売れっ子芸能人が忙しい仕事の合間に汗を書いて面白いことを見せてくれるというのは凄くて、才能のある人がさらに努力して面白いことをするのは凄い、ましてや自分のような凡人はもっと仕事でも遊びでも一生懸命にやらないといけないと帰りの車で強く感じ、今まで惰性でやってた仕事を自分から面白くするようになり、休みの日もYouTubeをダラダラ見るだけなのから自分の興味のあるエンタメを見たり読んだり聞いたりして街にも出るようになった。

オードリーの漫才に本気の芸能人って凄いと思ったこと


そして一旦のエンディングの後2人の漫才が始まるのだが、そこでも2人のすごさを見せつけられた。オードリーの代名詞であるズレ漫才がさらに進化したと僕は思っているのですが30分以上のネタが仲のいい友達の馬鹿話のようできちんとした漫才でもありという本当にオードリー出ないとできない漫才だったと、大袈裟でもなくこの2人の話をもっと聞きたいと思いつつ腹から大爆笑してネタは終了、そしてエンディングで5年後まだトゥースだったらまた集まりましょうやという言葉と共にスクリーンに公演終了の案内が出てライブは終わった

その昔コサキンのラジオで生きてる金を使えという話を聞いたことがある。確か、演劇や映画など自分の心揺さぶるものにお金を使えという話だったと思うが、今回のライブは面白い人たちは色んなことをインプットしてそのことをさらりとやり遂げる、それを見てリスナーは楽しい時間を過ごす、そして僕のように中年だけどもっと頑張らなければと勇気を与えてくれる、本当に東京ドームには行けなかったけど映画館に行って良かった、そして毎週土曜日25時が待ち遠しく、さらに楽しい時間になったライブイベントでした。


これで終わると思ったら、6月にオードリーのオールナイトニッポン15周年展が大阪に来るとのこと、もちろんこれにも参加する予定でまだまだ楽しみは沢山あるのでそれまで充実した生活を送ろうと思います

最後に、本当に最高のトゥースなライブありがとうございました


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