Unity($U)のFY21.Q3速報【好決算！】

おはようございますー！

本日は１１月９日に発表されたユニティーの決算内容です！

FY21Q3：決算速報サマリー

売上：○、EPS：○、ガイダンス：売上○

・Weta Digital（ウェタ・デジタル）の買収がビッグニュース。ウェタ・デジタルは映画等のためにCGを提供する会社で、代表的な作品としては『ロード・オブ・ザ・リング』や『アバター』など素晴らしい作品を打ち出しています。是非ユニティーとウェタとの紹介ビデオを見て見てください！

売上

$286.3.3m / YoY+43%増（アナリスト予想：$265.83m）

*前年同期比で２５％以上を保っていて強い成長力

EPS

Non-GAAP：$(0.05) / YoY NA（アナリスト予想：$(0.07)）

*前年同期比で２５％以上には達していないものの、まだ成長力に注力を置いているからと想定

GAAP：$(0.41)

*Non-GAAPとGAAPの差の大部分は$97mの株式報酬費用

一株当たり営業CF

$0.15 / YoY +12%増 / vs EPS NA

*最低でも一株当たり営業CFがEPSより２０％以上であることだが、EPSがマイナスのため比較はなし

ROE

-6%

*Return on Equityは最低でも１７％以上であること

ガイダンス

売上：285m - 290m /通年 1.08b-1.085b （アナリスト予想：287.27m  /通年1.06b）

Non-GAAP 営業利益率：(7)% - (9)%  /通年 (5)% - (6)% 

Non-GAAP 営業利益：(20)m - (25)m /通年 (59)m - (64)m （EPS アナリスト予想：$(0.05) /通年 $(0.23)）

見事、売上・EPS両方ともアナリスト予想を上回りました。特に売上の成長は引き続き強いですね。

コール・ＱＡ

・ウェタ・デジタルの買収：ＱＡの前に結構長い時間をかけてウェタに買収について話されました。WetaFX自体はユニティーとは独立して運営され、買収した技術をライセンスする取引となっています。一つの例としてCityBuilder（シティ・ビルダー）を取り上げましたが、映画やゲームにてリアルな街の風景を作成するのに欠かせないツールの一つとなるとのこと。

・Metacast（メタキャスト）のローンチ：UFC（総合格闘技）との連携でリアルタイム・3Dスポーツプラットフォーム。

・買収によるTAMの拡大、シナジーについて：想定は、+$10bのTAM拡大。ゲーミング以外の様々な業界にも関連する。独立した会社として運営される。アーティストを獲得することが非常に重要。

・メタバース：Web3.0リアルタイム・3Dが可能になる。ユニティーはゲームに限定されず、例えば買い物がVRになれば、そのコンテンツがユニティが作成したものであった欲しい。

・クリエイターのマネタイズは？：ユニティーは「より多くのクリエイターがいることで、世の中は良くなる」という考えでビジネスをしている。使いやすいプラットフォームを作ることで、クリエイターが他のクリエイターを呼び、コンテンツが充実し、収益が拡大することになる。

以上、ユニティーの決算サマリーでした！ウェタの買収もあり、これから出すコンテンツもかなり楽しみですね！！

では、素敵な１日を♫