CrowdStrike($CRWD)のFY22.Q3決算内容【好決算!】
おはようございますー!
本日は12月1日に発表されたクラウドストライクの決算内容です!事業内容と前回の決算内容についてはこちらの記事を参照ください。
FY22.Q3:決算速報サマリー
売上:○、EPS:○、ガイダンス:売上○
売上
$380m / YoY+63%増(アナリスト予想:$363.53m)
*前年同期比で25%以上を保っていて強い成長力
EPS
Non-GAAP:$0.17 / YoY+117%増 (アナリスト予想:$0.10)
*前年同期比で25%以上をコンスタントに保っていて強い成長力
GAAP:$(0.22) / YoY NA
*主な差は$86.7mの株式報酬費用
一株当たり営業CF
$0.70 / YoY +%73増 / vs EPS NA
*最低でも一株当たり営業CFがEPSより20%以上であることだがEPSはマイナス
ROE
−5%
*Return on Equityは最低でも17%以上であることだが未達
ガイダンス
売上:406.5m-412.3m /通年 1.427b-1.432b(アナリスト予想:399.95m /通年 1.41b)
EPS:$0.19-$0.21 /通年 $0.57-$0.59 (アナリスト予想:$0.16 /通年 $0.47)
見事、売上とEPS両方アナリスト予想から 大きく上回りました!
コール・QA
価格競争:割引の仕方は前四半期と同じ。また、他のベンダーを吸収することで、顧客の割引が効く
政府(CISA)契約の取得:CISAとはCybersecurity & Infrastructure Security Agencyの略で米国国土安全保障省に属する政府機関。多くの競合他社もピッチしたが、CrowdstrikeはNextGenベンダーにはない技術を持っている。また、政府契約は今後拡大方向を期待できる。契約内容の主幹はExecutive Order(EO)とendpoint detection and response(EDR)の主要プラットフォームとなる。
クラウド・ワークロード、成長は?:セキュリティーサービスを提供しているサーバーの中でクラウドは25%だったが、これは上昇している。
マージンについて,4Q少し減少:営業利益は、Rule of 40をベンチマークに置いている。Rule of 40とは、SaaS企業を評価するによく使われている指標で、企業の成長率は利益率と足し合わせて40%以上であることとされている。
10月にローンチした新商品FileVantageについて:例えば金融業界などで、データの変更履歴やア誰が変更したかを確認するのが重要となる会社から特にウケが良い商品
新規顧客・ARRについて:新規のロゴは1,600件とこの高い水準に達したのは2回目でかつ2期連続。特に強かった箇所はenterprises(大企業)、mid-market(年間売上$100m-$3bのレンジ)やMSSP(セキュリティサービスを提供する会社)。
提携について:MSSPとの提携は前回四半期から+30%の増加で、YoYでは3桁の増加。これからわかるように、クラウドストライクは非常に提携パートナーにフレンドリーな会社。
ARRの季節性:Q4は非常に強いスタート、パイプラインの数も最高で非常に大きく有名な金融機関との契約を結んだ。また、今期もARR最高値を更新していることもコメントしておきたい。
以上、クラウドストライクの決算発表サマリーでした!これから出すコンテンツもかなり楽しみですね!!
では、素敵な1日を♫