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#それがD○だったんだと気付くまで…#1#スキはつけにくい

※これは体験記です。不愉快にさせてしまう内容もあるかと思いますのでご注意ください。

10年前に夫の友人からもらったウィスキーを開けて一緒に飲もう!ずっと楽しみにしていたはずなのに…今の私にはもうそんな素敵な気持ちはなくなっていた…。

三月の終わり私は体調を崩していた…夜気持ちが悪かったので部屋を暗くしてベッドに横になっていた。夫にはLINEで体調が悪いという事は伝えてあった。
帰宅した夫が私の部屋のドアを開けてこう言った…『今日はできなくても怒らないよ…だって仕方がないもんね』
そう言って一度ドアを閉めた。
着替えた後再び部屋のドアを開けて今度は部屋に入ってきた…。
私の枕元に座り『大丈夫?熱は?』と頭を撫でながら聞いてきた…。
この時私は恐怖でいっぱいだった…私の髪を優しそうに撫でているこの手が…髪を掴むという行為に変わるのではないかと…。
私はずっと優しく撫でてもらいたかった…頼まなくても撫でてもらいたかった。大切にされていると感じたかったからかもしれない…。
『いい子いい子して…』事務的に義務的にしてくれている…そう感じていたからだろう。
初めて撫でてくれた!夢が叶ったはずだった!本当なら幸せを感じているはずなのに…
もう私の心は恐怖に耐えるので精一杯だった

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