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振り返り

2020.11.13第19回「小・中・高シンポジウム」(主催:茨木市進路保障協議会)でのパネルトーク「一人ひとりの生き方に寄り添う〜ともに生きる社会とは〜」で、市内小・中学校教職員、市内府立高等学校教職員、その他の方を対象に講師を務めました。

その時に書かれたアンケートを共有したいと思います(コロナ疲れなのか非常に頭がぼんやりするのでリハビリがてら手を動かすことで頭をクリアにすることも目的にしつつ)。

Eテレ・ハートネットTV「たけし、自立生活はじめました。〜重い知的障害のある人の新しい暮らし〜」(2020.5.18放送)を主催側の方が飛ばし飛ばし解説を加えて鑑賞した後に、対話(質問)形式で、自分自身の生い立ちを含めて約1時間話をしました。感想からその時の対話が浮かび上がるのではないかと思い取り組みます。

それぞれの現場での思いが込められていて、自分のものだけにするのはもったいないのではないかと、教育という概念には懐疑的になる経験をいくつかしてきましたが、実はひとりひとりの先生には哲学があり、それがなかなか実践にまで落とし込めない歯がゆさがあるのではないかと、そういう感想を持ちました。感想文をただ読むだけではなく、嚙みしめようと思ったのも動機です。少しずつアップしていきますね。

当日、いつもよりは断定的に語るようには意識しつつも、自分の話法である多分に問いを散りばめたスタイルだったかと思われますので、現場の先生たちのトリガーになったのでしょう。答えがでないから諦めるのではなく、タイムリミットを超えたとしても、思考し続けその回路を他者に開くことで無闇に力が入った部分を和らげ自己が解放されていくと、うっくつした生徒、学生時代があるからこそそのように思い至りました。
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1.所属:
2.内容:
3.保幼こ・小・中・高など、学校間の連携について共有しておきたい視点や、感じておられる課題など:
4.感想:
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1.所属:小学校

2.内容:大変良かった

3.保幼こ・小・中・高など、学校間の連携について共有しておきたい視点や、感じておられる課題など:
今日のお話をうかがって、より強く思ったことですが、
単純に「ひきつぎ」の場があるから「ひきつぐ」のではなく、
「その子が次のステージでがんばってほしい、こんなことが心配だからひきつぐ」というのも、何か足りない、、、、
「その子の良さやその子らしい生き方を理解した上で、では次のステージではどんな可能性をみい出していくべきか」までを見据えた情報共有が必要なのではないかと思いました。

4.感想:
今日は、貴重な時間を本当にありがとうございました。
進路保障を見据えて子どもたちと関わる、、、、今も自分の中で、とても難しいと思っている課題です。
「行動だけを見ていても、意思がわからない」そんな子に対しての接し方をなやむことは多々あります。何を考えているのだろう、、、、どうしたい、、、?
ただ、今日の話を聞いて、「同居人」という立場から、教えてもらいました。
私は小・中の頃、自閉症をもった子と、長いこと同じクラスで関わっていました。幼いはじめのうちからの関わりで、その子につくろうことなく、自然に関わっていくことが、理解できてきたというか、、、その子に対していやだと思って直してほしいところも伝えられるようになれたというか、、、、。
、、、、うまく伝えられませんが、クラスの中には、今気になっている子と幼いころから関わっている子がたくさんいてると思うので、その子たちとのつながりの中から、自分も、気になっている子とどう関わっていくのか、どうその子らしさを育てていくのかを考えたいと思いました。
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1.所属:小学校

2.内容:大変良かった

3.保幼こ・小・中・高など、学校間の連携について共有しておきたい視点や、感じておられる課題など:
障がいの有無に関わらず、“ありのまま”の姿を受けとめ、対等に生きていくこと。その土台となる経験を子どもたちと共に作りたいと思いました。“人とつながる経験”信頼しあえるような互いを全肯定する土台が学びや生き方を造っていくのだと改めて感じました。
現場の教師の中には、「こうあるべき」という思いが強く、子どもの思いや声に心を寄せようとしない□も残念ながら多いように思います。“ありのまま”を受け止める重要性をさらに発信・発展していけたらと思います。

4.感想:
“義務感”のないありのままの関わりが本当に素敵でした。たけしさんに出会うまでの髙橋さんの作品を通じて“認められる”自分を開いていいんだという経験もとても大きかったのだと思います。学校で“教師”というラベルをもつ自分が一人の人間として子どもと関わり、互いに自分を開きありのままを受け止めあい温かい日々を作っていけるようにしたいと、今日のお話で強く思いました。お忙しい中、ありがとうございました。
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