労働がこわい。今は、なんとかそうじゃない世界に来られたと思っていて、この2年半は、フリーランスとしてほぼ芸術関係の仕事しかしてませんでした。その動き方はとても自然で、本当に気持ちが良かった。ほとんど生きてる、すごしているだけという感覚だった。この秋にスペースをはじめて、運営や生活に必要なお金を稼ぐため、そして福祉施設設立のための資格取得のためにも実務経験が必要で、レギュラーの非常勤仕事先を決めるころと同時期にこのニュースが飛び込んできた。や、ニュースのほうが先だ。当時の記憶や、最初に勤めた会社での過酷な経験が蘇る。労働が向いてないと思ってしまう。ぼくが彼らをイラつかせトリガーを引かせているのかもとも思う。いや、違う。暴力はいかなる理由でも許されない。許されないのだけど、起こる。しんどくても、この事件のことを考えていたい。体調を崩していては元も子もないと思いつつ…連日の投稿で、友人たちから励ましのメッセージをもらった。心からうれしい。この事件に直接的に力になれることがあればいいけれど、今は考え続けたい。暴力が発生しない集団構造のことを。むかつかない方法じゃなくて、むかついてもいっしょにいられる方法を。
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