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毎夜銭湯

先週木曜あたりからお腹の具合がおかしくて…その前に、これ燃え尽き症候群ちゃうかと疑っていて。ちゃうかった。胃腸炎でした。久しぶりにふらふらでした。引越し(搬出搬入と呼んでいる/大阪から京都へ椅子で接木するイメージ)前から妙にそわそわしはじめ、いろいろとうまくいくのか不安に襲われていました。米子さんと持木くんがいなかったらもっと絶望的な搬入だったな。すごす/センター/家/AIRの建物は、どうしても生活や運営場不具合があるところを除いて掃除も含めて現状渡し。それはもちろん承知のことでしたが、住みはじめてみるとこれまで期間限定で借りて無職・イン・レジデンスをやってきたどの物件より広い。ほぼ200平米。掃除道具やら電球やら生活に要りそうなものをついつい買っていると消費癖がついて凹んだ。今もそれは続いているけれど、胃腸炎明けの今日、少し掃除が捗った。明日池田さんが短期滞在と日曜の会を開いてくれるということがあるからだと思う。これまでに、生誕祭がピークではあったけど、北海道から初めましての方がネットで連絡先を見つけ連絡をくれて訪問してくれたり、この方もですが差し入れだけでもうれしいのに寄付までいただいた。すごい。ここ最近全く会ったことのない方からちょこちょこご連絡をいただく。ひとつは仕事にまで即発展した。教師向けの講演とのことで、生存権を軸に主に直近の活動を参考に、一方的な講義ではなく対話形式になるといいなと提案しています。デトックスみたいな気持ちで書いてるので、特に何をってわけではないのですが、そうだ。ここ2、3週間くらいで、すごセンを撮影しながらこの場所について語るということをすることになり、どなたかレクリエーション気分でともにやってみませんか?それと、掃除掃除ずっと言ってますが、掃除のあるレベルを超えると場が立ち上がると敬愛するアーティストが個人的に話してくれたことがあって、今その感じを体得しつつあります。この場所は特にいわゆる現代的な改装をしたくなくて、建物を尊重する云々ではなく、なんだか既視感に囚われてしまっていて、そういう場所を訪れる度に。ところてんは毎日食べられないタイプなんです。で、できるだけ掃除でいけたらと考えてます。その上で、たとえば展覧会したい人があらわれたとして、仮設壁のような、その仮設というのが日本の住宅事情的に、なんか所有感がなくて嫌だなと子どものころ感じていたものの、その所有感のなさ、オーナー臭についてちょうどいいバランスを追求できるんちゃうかなとかなんとか。まあ、住んでるんですけどねぼく。ぼくの匂いだけじゃない場所になっていくってことが早くみたいのかな。焦ってるとまた胃腸炎になるかな。もっと大病かな。日曜は池田さんが仮の展示台をこの建物の中から見出してくれるみたいで、それもその仮設について考えられる機会となりうれしい。だいぶん昔に「模様替え展」という展覧会の形式について浮かびやりかけたのだけど、無職・イン・レジデンスっていう行動展示みたいな、そうじゃないんだけど、同じ出来事は二度と見られず物は無意識に移動し続ける、みたいな。そういうことをもう少し意図的にやろうとしてたというか、無職・イン・レジデンスが楽しすぎて忘れてた。なんか、日曜でいい成仏しそうですよ。