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期待

昨日はHAPS SW/ACにコーディネートいただいた方々(おひとりは京都市肢体障害者協会の職員さんだった。なんかいきなり公共だぁ)とZOOMで初面談した。初対面はオンラインでも緊張するなぁ。笠間さんがいてくれて助かった…

コーディネートいただいたHAPSに相談にこられた方は、10年間、独学で孤独に向き合いご自宅で油画を描き続けてこられ、ご本人は絵、美術、義足のことをキーワードにされていらっしゃる印象を受けました。何か求める像、能力のようなものはありますかとご質問いただいたのですが、それで大事なこと思い出せました。

「期待しあわない関係」をこそぼくが望むすごすの基本です。期待しないということと、無視をするのとはちがいます。「いるね」「いるよ」「いるよね」ということが尊厳を守り合う関係のスタートやと考えています。

なので、施すとはちがうケアを考え続けたいです。すごセンでは。家からスタートする福祉施設、この感覚をどこまで持っていけるか、そういうことをまた考える機会になりありがたかったです。絵を描けるかということではなく、絵を描くその人に興味があります。

オンラインミーティングのあいだ、下校途中の子たちとときどき目があって手をふりあいました。

ふつうに友達になれたらおのずと何かははじまるんやないかなと思っております。はじまらないのもいいと思うのですよね。


撮影は、笠間さん。