テレビ番組

 年齢と共に見るテレビ番組も変わってくるものですね。最近よく見るのはニュース・天気予報、バラエティー番組です。ドラマはいつの頃からか見た記憶がありません。
 若い頃は大人がNHKばかり見ているので、何が面白いんかなと感じていましたが、最近はよく見ています。そしてNHK教育も面白いなとよく見るようになりました。民放はニュースとバラエティー番組を見ますが最近は若い人がMCで出ていることが多いせいか面白さが分かりませんので、見ません。やはりNHKのバラエティー番組をよく見ます。先日も『チコちゃんに叱られる』を見て納得したことがあります。「人は匂いにつられてその食物を食べたくなるのではなく、食べたいものの匂いを嗅ぎつけるのだ」
 仲間で話しているとき、「○○は体に良いとか、夜寝る前は食べてはだめ」と言うので「私は食べたい時に食べたい物を、飲みたい時に飲みたい物を、時間にかかわらず飲食する。何故ならその時体が欲しているからだ」とギャグ混じりに言っていました。当然常識外れと言われますが、気にしません。私の辞書に「must(ねばならない)」と言う文字はないと前にも書いように変人扱いは慣れていますから。そして、夜には飲食をしたいとは感じたことがないからです。
 ところがこの番組で食べたい物の匂いを人は嗅ぎつけるのだと言われて、私の言っていたことがマイルールではなく、科学的なエビデンスがあることを知りました。ただその後の展開に納得ができませんでした。食べたい物の匂いを嗅ぎつけるのだから、食べてしまえば食べたい物ではなくなるので匂いは感じなくなることの証明としてカレーライスを食べた後に目隠しをしてカレーライスの匂いを嗅がせても何の匂いか分からないという展開でした。「えっ!」と思いました。人間の嗅覚の問題ではないかと感じたからです。我々は強い匂いでもしばらくすると匂いを感じなくなりますよね。昔の和式便所は、特に夏には強烈な匂いがしましたが、しばらくすると感じなくなったものです。それと同じで口・鼻の中にまだカレーの強烈な匂いが残っている状態では感じられなくても当然なのではないかと。
 早速NHKに問い合わせました。前にも別の番組について問い合わせたことがありますが、短期間の内に返事があったように思っているのですが今回はまだありません。

 話は変わりますが、また、受験シーズンですね。ニュースで受験生やホテルを見せてくれますが、「まだやっとんやな」と感じます。それは何かというと、受験生が「今夜は復習をしっかりやって、明日に備えます」と言っていることです。また受験生用のホテルの内部も見ましたが、広くて綺麗なのに隔世の感を今更ながら覚えました。そしてダブルベッドに枕2つには「なんで!!」と1人ツッコミしましたが、そこにも綺麗な勉強机がありました。本にも書きましたように私は受験に行くのに物理のノートと問題集だけしか持って行かなかったのですが、周りから無理と言われていた大学になんとか合格しました。それから40年後にそれが正解だとマンガ「ドラゴン桜」が教えてくれました。受験前日は復習はしない方が良いと。受験生の皆さん20年前に出たこのマンガを読み返してみませんかと言いたいのです。
 ただし私のように運良く合格する人だけではなく失敗する人もいますので、「自分はできることは全てやって全力を出しきった」と感じて次に進むためには、復習も必要かも知れませんね。


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