コロナについて

 前に「久しぶりに人前で・・・・・・」のところで少し書きましたが、風邪は病気ではありません。侵入してきた異物(細菌、ウィルス、花粉等)を排除・殺菌するための防衛反応です。そしてインフルエンザウィルスのように多少体温を上げても対応できないときは、我々の体が対応できる限度とほぼ同じ体温である40度以上にあげます。これ以上あげると体特に脳が壊れてしまうのです。つまり脳は体を支配しているつもりのようですが、腸を中心とした免疫機能で守られているのです。最近知ったのですが、コップ一杯の海水中には100億個ものウィルスがいるとのことです。これでは排除のしようもありませんよね。我々はそんな環境の中で生きているのです。

 コロナウィルスに感染すると発熱するのは当然ですが、38度前後程度だと知って、このウィルスはインフルエンザウィルスよりも制御しやすいと体は知っているのだなと私は思い、インフルエンザワクチンさえも打ったことがないので、コロナワクチンも打つ必要がないと思ったので、まだ一度も打っていないし、マスクもほとんどしません。してくださいと言われると「なんでせないかんのか」とは言わずにすることにしてはいますが。その理由の一つが田舎なので近所の人と日常話すことがほとんどないことと感染者数が少ないことです。しかし、ほとんど毎日喫茶店に行きますし、週に3~4回、1回につき1~2時間バドミントンの練習をします。この競技は体育館を閉め切りにして10数人がマスクなしで競技します。確かに都会に住んでいたらワクチンを打っていたかもしれませんし、最近はこの地域でも感染者数が増加していますが、ワクチンを打とうとは思っていません。またマスクもしようとは思いません。

 この第7波は私の予想を裏付けてくれるかもしれないと思っています。日本が世界中で一番感染者数が多いのです。変異株のBA.5がもう過ぎてしまっている国もあるのに日本では大流行しています。なぜなのか分かりません。言えることはマスクの着用率の高さは世界一です。第7波が起こり始めたとき、学者たちはマスクをしなくなったからだと言いました。減ったとは言えマスクの着用率は世界一のはずです。ここから出る結論はマスクは感染予防にあまり役立たないと言うことではないでしょうか。

 それでもマスクをしろというのは、献金しないと地獄に落ちるぞと言う新興宗教と同じではないでしょうか。科学・医学教という新興宗教ではないかとすら思えます。国民の不安が元になって、何かにすがりたいと思う人の心のよりどころになっているだけなのではないでしょうか。しかし、世界のどこにもまだない新しい変異株が日本で発生していた可能性もなくはありません。そうならばマスクの有効性は否定できないのですが・・・・。

 その不安をあおる統計もあります。例えば死者数です。これまでのコロナによる死亡者数は3万2千人あまりです。一方交通事故による死亡者数は2019年~2021年までは約8千7百人です。多分コロナによる死亡者が断然多いと感じると思いますが、実は裏があるのです。コロナによる死亡者のほとんどは70代以上です。これらの人々はコロナがなければ全員今も生存していたでしょうか。どうも感染した人の死因は全てコロナによるとされているようです。そんなことあり得ますか。一方交通事故による死亡者数は事故発生から24時間以内に死亡した人数です。極端に言えば24時間と1秒後の交通事故による死亡は交通事故者数には入らないのです。そして医学の進歩で生存できる人もありますが、死亡と認定できるのは医師だけです。例えば私の両親と実兄は病院から心肺停止状態と知らされて病院に駆けつけて、そこで医師から今死亡しましたと死亡診断書を書かれました。そうでないと不審死として検死を受けなければならないことも発生するようです。心肺停止とは死んではいなくて医師の診断待ちと言う死者です。だから交通事故が起きて家族が駆けつけるまで死亡とはされないはずです。あるいはそこまで生かしておくことも可能になります。交通事故死亡者は多いときは年間1万人を遙かに超えていたのですが、最近はめっきり減っているのは、もちろん運転者の意識の高まりや車の高性能化もあるのでしょうが、その他の理由もあるように思えます。しかし、車を減らせとか、運転を制限しろとは言われないですよね。言われているとすれば、別の理由からでしょう。

 私が言いたいことは、マスクにこだわるのは「鰯の頭も信心から」となっていないか検証しませんかということです。信じる物があることは悪いことではありませんが、他人に強要したり社会常識の有無を問うようなことはやめませんか。

 

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