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盆栽の考え方。技術の前に、、、、。

盆栽とは

鉢の中に自然の大木の景色を作っていく文化
「盆」は鉢のコトで「栽」は植物のコト。

必ず無ければならないもの
→日光、新鮮な空気、風、水。

つまり、外に置くこと。
→日の当たる風通しのいいところです。
外でも地面に直置きはNGなので、棚の上に置きます。
室内で鑑賞する場合は2〜3日くらいにします。

いざ、育てる

盆栽の素材苗、もしくは盆栽を購入。

そして、自分もそうでしたが何をすべきか調べます。
そうすると、いろいろと盆栽の技術を知ることができます。

植物の種類、年数によって時期とかタイミングとか回数は違いますが、、、、。

ここで大事なこと。当たり前すぎてアレなんですが

主役は植物。

すべての技術は植物の状態次第。

ただ、最初って何かしたくなるし、技術を知ればやってみたくなる。
植物の状態より自分のやりたいが勝つことは危険なこと。

まず、いの1番に考えるべき1番大事なことは

木、枝、(根)を元気をつけること。


何をやるにも植物が元気で無ければ控えましょう。

そして、次は植物の特性「頂芽優勢」を知る。

植物はまずは上にグングン伸びる、そして外にに日光を求めて成長する。
→上、外(枝先)に力が集中する。

そのまま成長させるとどんどん大きくなり、根元の芽、胴吹き芽、(フトコロ芽)が弱り育たない。

つまり、日当たりの悪くなる下、内側は植物自身が自然淘汰して枯らしていきます。
大きくはなるが枝先にだけ葉がしげり、スカスカな感じになる。

園芸ではいいが、盆栽だと困る。
盆栽は小さい鉢の中に大木の大自然の景色をつくるのでその状態だと難しい。

この頂芽優勢の力を内側、下枝にも分散させて均一化させて小枝を増やし管理することが盆栽の1年を通して行う技術です。

・すべての枝に同じ葉の長さ、芽の強さで揃っている
・すべての小枝のほぐれ、リズム感も揃えている
・幹の古さ、太さに見合った葉張り、小枝の古さ、量を満たしている

こんな状態の盆栽を目指す。

盆栽の技術

「剪定」「針金」「水やり」「植え替え」「施肥」
「芽摘み」「芽切り」「芽かき」「葉刈り」「葉すかし」「古葉抜き」


次は技術について書きますねー!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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