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理事のしごと【大学運動部の一般社団法人】

一般社団法人における理事のしごとは、「法人の業務を執行すること」です。

大学運動部が設立する一般社団法人における「法人の業務を執行すること」とは具体的にどのようなことなのでしょうか。

チーム運営の管理、監督

人事の透明性を高めるために、法人が策定したルール(規定)にもとづき、チームの監督・コーチの任命・解任、業績の評価、報酬の決定を行います。

また、資金の流れの透明性を確保するために、部の入出金が適切に行われているか、予算が適正か、予算の執行が正しく行われているかを監督します。

資金の調達

大学運動部が一般社団法人を設立するいちばん大きな理由は、資金調達力の強化ではないでしょうか。
理事は、OBOGのコネクションを活用したり、大学の地元企業への営業で、スポンサー企業との契約を増やす活動を行うことが必要です。

また、企業とスポンサー契約を行うにあたり、大学当局と様々な調整を行う場面も出てきます(広告掲載方法や大学施設の利用などで大学の許可が必要なことがあるため)。

そのため、理事の中に平日の昼間にある程度自由に動くことができる人がいる方が望ましいです。

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