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喜びの共有とは?

本や音楽がAmazonで安くいつでも買えるようになり、そしてこれからはサブスクだと言われるようになった。
その間に"何か"を探して足繁く通った街の本屋やCDショップがなくなっていった。
表紙やジャケットや店員さんのポップを見ながら吟味して買っていた本や音楽の中身自体は、タブレットやスマホからダウンロードできるようになったが、興味のないランキング上位のものばかり勧められたり、関連して表示されるものには作品の形や作家の人柄やストーリーを感じることができない単なる文字情報のように表示されるので、面白そうだとかワクワクするというような興味や愛着を持つきっかけが少ないと感じる。
街のショップが減ってきていよいよ私が好きだったipodが生産中止となり、これからどうやって好き好んで選んだ買ったアルバムたちを外で聞こうか困ってしまった。そのときCDプレイヤーに戻ろうか悩んだほどに。スマホが代替えになるとは全く思えなかった。

こだわって選んでいた有線イヤホンやヘッドホンもスマホの端子に合わせて変換しなくてはならなくなったし、今やairpodsのようなワイヤレスが主流だが、未だにipodと有線イヤホンを使っている。
CDからパソコンに取り込むのも外で音楽を聞く前の儀式のようなものだと思っている。

本題ですが、私がここ3年か5年か感じていたこの世界に対する違和感は、この対談でおっしゃっている"詐欺のようなもの"という言葉はとてもしっくりきます。

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