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「人間」を取り戻す

たかはし かずと

昨日静岡のお町で開催されていた
静岡ツイッタラー博覧会
というイベントに参加してきました

久しぶりの人に会えたり
オンラインで知り合った人と初めてリアルで会えたり
つながりのあった人にふと出会えたり
とても楽しい時間を体験しました

僕はここ半年から1年くらいは
自分のクリニックのことばかりを考えていて
ここ数年で最も余裕のない時期だと感じています

今のようなクリニックの体制で
ひとりで進んでいこうと思うと
やっぱり限界があるよなと思ったり

こういった顔馴染みの人に会えるイベントを
とても楽しく感じると共に
3〜4年前の自分だったら
真っ先にこのスペースでのイベントを
企画してたんじゃないかと思ったりして

ふと自分は今
「人」であって「人間」ではない
という感覚を覚えました

「人」には「個々の人間」という意味があります

「人間」には「人の住む世界」「世の中」という意味があります

僕がイベントに参加してみて感じたことは
自分一人の「人」として生きていて
自分は世の中から離れて「人間」ではなくなっている
という感覚だったのでしょうか

フロムはその著書の中で
人は「孤立を克服し、孤独の牢獄から抜け出したい」という欲求を持っていると言っています

今の僕は
孤立を感じていて孤独の牢獄から抜け出そうと
必死なんでしょう

最近は自分のペースがわからず
余裕がなくなっていたと思うので
このゴールデンウィークは
しっかりと自分と向き合う時間を作って
マイペースを作る時間にします

「人間」を取り戻す機会として

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