感情に流されずに、知の探索なのか、知の深化なのかを判断して行動する 2020/03/06

こんにちは!
今日は、月刊しぞ〜かでがんばっている、えーきのnoteを読んで、フレンズ交換noteを書きますね。

僕が気になったのは、ここです。

何かに向かって動き出すきっかけは夢とか目標っていうのもあるんですが、「死にそうになったから」っていうのもあるかと思います。

死ぬような経験をして、実際は生きていて、自分のやりたかったことができていなかったらそりゃもうすぐに飛び出すと思います。

何が行動のきっかけやモチベーションになるのか。
   
自分が死んだ時に、なんと言われたいか、ということを明確にして、そんな風に言われる人になろうとする、という人のあり方の設定法もありますね。

今日は、えーきのnoteを受けて、ポジティブな感情とネガティブな感情、どっちが行動を起こしやすいのだろう、という疑問に対する、今のところの僕の持っている知識を書きますね。

この「世界標準の経営理論」という本は、経営理論の本なのに、感情の理論の章が用意されている、というとてもすごい本なのです!

こんなことがこの本の中に書かれています。

経営学そのものは歴史の浅い学問分野である。よって経営学自体は、人・組織の行動原理に関して、独自の理論基盤を持っていない。しかし、ビジネス・経営とは人や(人から成る)組織が行うものだ。したがって世界標準の経営学では、よりはっきりと「人・組織は本質的にこう考え、こう行動するものである」ということにしっかりとした基盤を持った、3つの「理論ディシプリン」とでも呼べるものを応用しているのだ。それが、経済学、心理学、社会学である。

なので、この本には感情の理論のことが書いてあるわけです。

1 ポジティブ感情は、仕事への満足度を高めやすい。
2 ポジティブ感情は、モチベーションを高めやすい。
3 ポジティブ感情は、他者に協力的な態度をとることを促す。
4 ネガティブ感情は、満足度を下げるので、サーチを促す。
5 ポジティブ感情は知の探索を促す。
6 ネガティブ感情は知の深化を促す。

「サーチ」というのは

もともと認知が限られている組織(の意思決定者)が自身の認知の範囲を広げ、新たな選択肢を探す行動である。

知の探索・知の深化とは

・ 知の探索はこれから来るかもしれない「新しい知の追求」である。知の深化は「すでに知っていることの活用」である。

・ 知の探索は、組織の現在の知の基盤(と技術)からの逸脱であり、知の深化は、組織にすでに存在している知の基盤に基づいたものに関連している。

・ 新しい知を求めるのが「探索」、いま持っている知をそのまま活用するのが「深化」ということだ。

結局
ポジティブな感情は、知の探索と結びついている。
ネガティブな感情は、知の深化と結びついている。
ので、どちらの感情も大事ということです。

なので
ポジティブじゃなきゃいけない、ネガティブじゃなきゃいけない、というのではなく、その時々で取りやすい行動(知の探索なのか、知の深化なのか)をしっかり決めて、実際に行動していけばいいのでは、と感じました。

世界標準の経営理論、分厚いけど、オススメです


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