【子育てお母さん応援隊】について、僕の思うこと

子育てお母さん応援隊の想いは、お母さんの笑顔があふれる世界を作る、ということです。

結婚をしていない、子どももいない僕がなぜ「お母さんを笑顔にしたい」のか、まだフレンズの中でも聞いたことがない方が多いと思います。

【子育てお母さん応援隊】は僕が人生を通して本当にやりたいことなので、ここで1回しっかりと僕の想いを文章化してみようとふと思いました。

僕のお母さんへの想いは、こんなことがきっかけです。

僕の母は2015年に亡くなりました。いわゆる白血病でした。
母は、背中が痛いと言って整形外科で湿布をもらったが、良くならず、血液検査をしたら白血病だとわかった、ということを父が言っていました。
これは母が入院するタイミングになって、初めて聞きました。
うちの親は、何か事件があっても全然僕に言いません。
実家が火事になった時は、僕は福島の大学にいて、そこから実家へ帰省する時になって初めて知りました。
母が十二指腸のがんが見つかって手術をする時も、手術が終わった後に知りました。
最近父が言っていたのですが「言うと心配してしまうから、言わなくてもいい」と母が口止めしていたそうです。

親だから当然心配するんですが、そんなことまで気にかけてくれる優しい母でした。

僕には激しい反抗期があって、中学校、高校の時は、ほとんど父母と話をしませんでした。
今思えば影で支えてくれて、いつも心配ばかりかけていたな、と思います。

母が白血病で入院してからすぐ、お見舞いにいく機会がありました。
2015年なので、僕がクリニックを開業して2年目の時です。
僕は、自分のクリニックを持つことを母の反対を押し切って決めました。
なので、僕の母は、僕の借金のことをものすごく心配していました。
お見舞いに行った時も、自分が入院しているにもかかわらず、僕のお金のことをものすごく心配していました。
そんな母が、入院していた期間は1か月ちょっとだったと思います。

自分の病気のことを置いといて、僕のことを心配してくれた母へは、残念ながら今から恩返しはできません。

だったら、僕ができることは何か?

それは、僕の出会ったお母さんが、笑顔で、幸せでいてくれる世界を作ること、です。

でも僕が、お母さんにできることは、お子さんの歯並びを良くすることくらいです。
世の中のお母さんのお悩みは、すごく多様で僕ひとりの力では解決できないと思います。

そのために、必要なのが、この「たかはしかずとフレンズ」のみなさん、ひとりひとりの力です。
このコミュニティの力があれば、お母さんのお悩みをいろんな方向から解決したり、お母さんの楽しいことをいろんな方向から作り出せる、と信じています。

さらに、お母さんを応援している個人・団体が力を合わせてお母さんのためにできることをやったり、そういう個人・団体同士がつながったりするためにはどうすればいいか、という問題をなめらかにコミュニティの力で解決するのが【子育てお母さん応援隊】の行動目標です。
これはまだ僕ひとりのレベルのアイデアなので、お母さんを応援したい!というフレンズのみんなで作りあげていきます。

アフリカのことわざで、こんな言葉があります。
【早く行きたければ、ひとりで行け。遠くへ行きたければ、みんなで行け。】

お母さんの笑顔あふれる世界は、まだまだ遠い世界です。僕ひとりでは辿りつけないので、ぜひフレンズのみんなの力を結集して、お母さんの笑顔あふれる世界を目にしましょう!

大丈夫!みんなでやればきっとできるよ!

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