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日めくり短歌

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五七五七七、三十一文字の日記。いつもつかうことばで詠む。
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#現代口語短歌

書けば書くほどに不安になっていく
寄せては引いてくワタシとコトバ

ーーー今日の短歌22(2020/03/03分)

高橋
4年前
2

そのままで美味しいクルミに付加価値をつけて焼き上げ明日のおやつに

ーーー今日の短歌19

高橋
4年前
1

白菜を割ればつぼみが顔を出し
春の香りがしてくるような

ーーー今日の短歌18

高橋
4年前
1

【短歌のリズム】

字余りとちゃうねんアウフタクトやねん
パプリカのサビみたいに詠んでみ?

※ひとつ前の歌の下の句『ス/タッフが直接/サービスします』のことです。

ーーー今日の短歌17

高橋
4年前

【新型コロナウイルスをめぐって】

衛生面を考慮し
セルフサービスはスタッフが直接サービスします

ーーー今日の短歌16

高橋
4年前

【どうぞ安心安全な場で】

あの日々の黒歴史たちを文字にして成仏させてやりたくなった

ーーー今日の短歌15

高橋
4年前
1

【毎日三十一文字(みそひともじ)、今日で二週間】 三週間で人は慣れるときく ならば 三十一日続けてやろう ーーー今日の短歌14

ネガティブに押し戻される歯痒さは三寒四温の四温が溶かす

ーーー今日の短歌11

高橋
4年前

【やわ茹で豆は我が家の味だったのね】

枝豆はコリコリっとした食感を楽しむものだと知ったあの夜

ーーー今日の短歌10

高橋
4年前
2

あいつとは水と油? マヨネーズみたいに乳化させたらいいよ

高橋
4年前
1

鼻風邪のノラ猫の頬をくすぐれば
くしゃみひとつする霜月の午後

高橋
5年前
3

線香の煙ゆるやかに寄り添って付かず離れず追憶の祖父母

高橋
5年前
1

文字列を浴びるように読む午前二時ブルーライトを弱めに浴びて

高橋
5年前
2

【満月が眩しくて】 カーテンを閉めればと君は言うけれど  じゃあ何のために月は丸いの?