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日めくり短歌

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五七五七七、三十一文字の日記。いつもつかうことばで詠む。
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2021年11月の記事一覧

霜月の終わりの夜に降る雨は

(下の句が見つからない)

11月よ、さようなら。
また来年ね。
おやすみなさい。

高橋
2年前
4

店先にポインセチアの鮮やかに
ちゃんと今年もやってくるんだね

(今日の短歌)

高橋
2年前
7

やっとこさ嵐は去ってゆきました
人魚は今日も海底(うなぞこ)で眠る

今日の短歌

ファンタジーぽく詠んでみる。
何かの暗喩

高橋
2年前
7

シーグラス求めて歩く耳元に
ザブリザブリと波打ち寄せて

(今日の短歌)

高橋
2年前
9

右腕にとまる蚊の軽く儚きに
「あはれ」という語はこのためにあるか

(たまには文語っぽく短歌)

お前…刺す力も吸う力も、ないんじゃないか

高橋
2年前
6

三叉路の三角の田んぼ刈り取られ
やがてふっくらおにぎりになれ

(今日の短歌)

高橋
2年前
6

自転車のどこかにサンキャッチャーがあり 地面に虹を投げかけている (今朝の短歌)