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【回収率が上がる馬券の買い方3選】競馬初心者必見!馬券の買い方で迷走してる中級者も必読

単勝買っておけばよかったなあ

3連複だけじゃ不安だなあ


馬券の後悔・悩みはいつになってもつきません。

みなさんの馬券の悩みを解決するための一助となれば…という思いで、この記事を書かせていただきます。


全国の競馬ファンのみなさん、こんにちは。

公立小学校に勤務しながら競馬ブログを書いているタカハラです。

今回は、【回収率を上げる馬券の買い方3選】を紹介します。

2020年馬券回収率110%超を達成した私が、馬券選択の軸にしている最適な買い方です。

競馬初心者の方はもちろん、中級者以上の方にも役に立つ内容になっています。

馬券の買い方を見直し、回収率を向上させるきっかけにしていただけたら幸いです。

それではさっそくいってみましょう。



1 死に馬券を作らない


 まずは、馬券を買う上で不可欠となる「死に馬券」について理解しましょう。

ひと言で説明するなら

死に馬券 = 絶対に当たらない馬券

です。

「絶対に当たらない馬券なんて存在しないだろ。競馬に絶対はないんだから。」と思いましたか?

いいえ。「絶対に当たらない馬券」は存在します。確率的に圧倒的に低いとか、そういう意味ではありません。

例えばこんな買い方をしたときです。

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この時、『単勝』『複勝』は両方とも同時に当たることがあります。

本命馬が1着に来れば『単勝』が当たる。そして必然的に『複勝』も当たります。

『ワイド』も両方同時の的中がありえます。狙った馬3頭で1~3着まで占めれば、ワイドW的中となります。

では『馬連』はどうでしょうか。

そうです。『馬連』は両方いっしょに的中することはありません。どちらかの馬連が当たれば、もう1つの馬連は必ず外れます。

これが「絶対に当たらない馬券」。つまり「死に馬券」 です。

他にも「単勝を2点買う」「ワイドを3頭以上に流す」など、「死に馬券」ができるケースは多くあります。

3連単や3連複を1点で買う人はほとんどいないと思うので、

3連系馬券を買う = 死に馬券を大量に買う

と考えていいでしょう。


ここで理解してほしいのは「死に馬券を買ってはいけない」ということではありません。

「死に馬券を無意識に買ってはいけない」

ということです。

死に馬券を買うということは、100%無駄になる馬券を買っているということです。

「何となく流しておくか」と、かるい考えで死に馬券を大量に買うのはたいへん危険です。知らず知らずのうちに、回収率を大きく落とす要因になっているはず。

・死に馬券は極力減らす
・死に馬券を買うときは「本当に買う必要があるのか」考える


馬券回収率を上げるうえで、「死に馬券」への理解はとても重要になります。よく覚えておいてください。

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2 買う馬を極限まで絞る


死に馬券についての話と共通しますが、気になる馬を手当たり次第に買うこともオススメできません。

どんなに混戦のレースであっても、馬券内に入る馬は3頭だけと決まっています。(超例外はありますが)

つまり4頭以上の馬を買っている時点で、「絶対に当たらない馬券を買っている」ということになります。

初心者のうちは1~3頭のみで馬券を買うことを強くオススメします。

「頭数を決めておく」ことは、馬券を買う上で、とても重要なことです。

これを決めておかないと必ず次のような悩みが生まれます。


「この馬を買うか買わないか迷う。どうしよう。」


買ったらこない気がするし、買わないとくる気がする。

はっきりいって、こんな悩みは時間のムダです。

あらかじめ買う馬の頭数を決めていれば、買うか買わないかで悩むことはありません。

仮に「3頭まで」と決めていれば、悩んでいる馬が4頭目だったら消し、3頭目だったら買えばいいだけです。

消した結果、その馬が3着にきてしまったとしても、「3頭って決めていたからしょうがない」とあきらめがつきます。後悔が生まれにくくなります。

買う頭数を決めておくということは、ムダな悩みや後悔をなくす上でとても重要になります。


この記事で紹介する【回収率を上げる馬券の買い方3選】では、この考えをもとに、印をつける馬は1~3頭とします。

また、初心者の方に向けた記事でもあるので、1レース1000円で馬券を組み立てます。

中級者以上の方は、そのままの割合で倍々して活用してください。中級者以上の方にも十分役に立つ馬券戦略になっています。ぜひ最後まで読んでいってください。

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3 【回収率を上げる馬券の買い方①】 単勝+ワイド


馬券の買い方3選として記事をかいていますが、もはや「1選」と言い切ってしまってもいいくらい最強の買い方です。

まずは、買う馬を2頭決めましょう。

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3倍以下の馬の単勝は、勝負するのに割りに合わないのでやめておきましょう。単勝3倍以下の馬を買いたい場合は、ワイドの相手として〇対抗にしてください。

また、単勝2倍を切る馬は、そもそも買うのをやめましょう。

人気馬の取捨は、競馬予想のプロといわれる人たちでも見誤るほど難しいものです。初心者の方が、圧倒的人気馬に手を出すのは危険。単勝2倍以下の馬は、さいしょからいないものと考えましょう。

もし3着以内にきたとしても(くる確率の方がだいぶ高いわけですが)ワイド200円とか、びっくりするほど安い払い戻し金額を見れば、後悔することもありません。

買う馬券はこれ

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めちゃくちゃシンプルです。そしてシンプルこそ最強です。

本命馬1着にくれば「単勝」が当たります。さらに相手馬2着3着にくれば「ワイド」も当たり、W的中になります。

本命馬が2,3着に負けてしまっても、相手馬が3着以内にくれば「ワイド」だけは当たります。

本命馬が3着以内に来なかったり、本命馬が2、3着にきても相手馬がこなかった場合は、そもそも予想を間違えていたのであきらめましょう

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競馬では「獲れるときにしっかり獲る」「獲れない時はあきらめる」という思考がとても大切です。

3回に1回当たれば十分すぎると思って、気軽に買いましょう。

また、馬券を買うときにはオッズをよく確認してください。

どんなに確率が高い馬券でも、オッズが異常に低かったら買わないほうがいいですよね。

これも基準を決めておくといいです。わたしが推奨する基準はこれ。

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オッズがこれ以下の時は馬券を買うのをやめましょう。

「予想をしたから絶対に買わなくてはいけない」なんてルールはありません。「馬券を買わない」という選択も大切な戦略です。

そして多くの中級者以上の人が、「買わない」選択ができずに負けを増やします。

まずは「買わない選択ができる初心者」を目指してください。それができるだけで、多くの中級者より回収率が上になります。

ちなみに

「単勝」は買えるオッズだけど、「ワイド」は買えないオッズ

の場合は、単勝500円だけ買いましょう。

これも先程と同じで「1000円買わなきゃいけない」なんてルールはありません。

500円だけで馬券を買うと、購入予定1000円のうち500円は手元に残ります。

「1000円買った分の500円は先に返ってきた」と思いましょう。

そう思えたら、購入した「単勝」がオマケのボーナスに感じて、安心してレースを見ることができます。

【回収率を上げる馬券の買い方①】単勝+ワイドについてまとめておきましょう。

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4 【回収率を上げる馬券の買い方②】単勝+ワイド+ワイド


おもしろい穴馬を見つけることができたら、「単勝+ワイド+ワイド」で積極的に狙ってみましょう。

ワイドの破壊力をなめてはいけません。穴馬を絡めれば、万馬券まで届くこともあります。

まず印のつけ方

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◎と▲をつけた馬の人気によっては、ワイド万馬券もありえます。そこまでいかなくても、20倍程度つけばかなりワクワクします。

馬券の買い方はこれです。

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ワイドは300円と200円にしましたが、400円と100円にしてもいいです。オッズを見たり、自信度を考えたりして決めてください。

単勝を400円にして、ワイドを400円と200円にするのもありです。

この買い方の素晴らしいところは、単勝◎、ワイド◎◯、ワイド◎▲全部当たるトリプル的中が起こりえるところです。死に馬券がありません。

また『単勝』が外れても、◎が2、3着にきて◯か▲どちらかが馬券内にきてくれれば、『ワイド』が保険になります。

ワイドの相手が二頭いると、安心感が増します。

単勝が外れたうえに、ワイドの相手が二頭ともこなければ、そもそも予想が外れたということ。馬券もあきらめがつきます。

先程もいいましたが、「獲れないときは獲れない」とわりきって考えることが大切です。3回に1回当たれば十分プラスになります。

ワイドを2点買う時には、オッズの基準も変わります。

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◎と◯を人気馬二頭で印をつけていると、ワイド◎◯が5倍つかないことが多くあります。

その時はいさぎよくワイド◎〇を買うのをやめて、単勝◎500円・ワイド◎▲200円。これだけ買いましょう。

「1000円買った分の300円分がさきに返ってきた」と考えると、外れる怖さが小さくなります。

いい穴馬を見つけたときは、積極的に狙っていきましょう。

【回収率を上げる馬券の買い方②】単勝+ワイド+ワイドについてまとめておきます。

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5 【回収率を上げる馬券の買い方③】単勝+複勝++ワイド+馬連+馬単


え!? いきなり複雑になった!?

って思いましたか?

いいえ。ぜんぜん複雑になってないです。

わかりやすく説明するので、気楽に読んでください。

まず、印を2頭にうちましょう。

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馬券はこんなかんじです。

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どうですか? 

ぜんぜん複雑じゃないですよね。めちゃくちゃシンプルです。

そして、もうひとつ大事なことに気づいていますか?

ざっと見ただけでこれに気がついた人は、馬券のセンスがかなり高い人です。

実はこの買い方、5種類の馬券を買っているのに、死に馬券がひとつもないんです。

これ、なかなかすごいことですよね。


多くの種類の馬券を買う = 死に馬券が出る


というイメージをもっている人がたくさんいます。

でも、上手に馬券を買うと、5種類の馬券を買っても死に馬券はひとつもありません。

◎が1着にくれば、まず単勝が当たります。同時に複勝もあたります。

さらに〇が3着にきてれば、ワイドも当たります。

〇が2着にくれば、馬連も、ワイドも同時に当たります。

さらに気づけば馬単まで当たっちゃってます。

ダブル的中、トリプル的中どころのさわぎじゃないですね。(5つ同時に当たることはなんていうんでしょうか? 知っている方いたら、ぜひコメント欄で教えてください。)

また、◎が2,3着で負けてしまっても、ワイドや馬連が保険馬券として活躍してくれます。

◎が3着以内に入れば、とりあえず複勝が当たるというのもいいですよね。なにかしら当たるというのは、精神面を安定させる上でとても大切です。

まず土台として複勝があたり、レース結果が自分の予想に近ければ近いほど、当たる馬券の数が増えていきます。

このような馬券の買い方を「重ね買い」といいます。

用語を覚える必要はありませんし、これが正式名称なのかもわかりませんが、「重ね買い」の考え方はとても大切なので覚えておいてください。

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※この図は厳密ではありません。馬連の位置を表すのが難しいです。あくまでも「イメージ」ということで理解してください。
※馬単が当たれば全ての馬券が当たるという意味では、悪くないイメージ図だと思います。


これはたまたまですが、この記事をかいているときに偶然当たった馬券があるので載せておきます。

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どうですか? 2番人気7番人気の組み合わせでこの威力です。

馬券回収率は1000%超

「頭数を絞って勝負する・死に馬券を作らない」ことの大切さがよくわかると思います。

しかもこの馬券、まだ上限に届いてないですよね?

◎が1着にきて、単勝1000円と馬単100円分が当たっていれば、さらに爆裂高配当になっていました。

3連単や3連複を買わないでも、馬券を絞って買うことで十分すぎるリターンが得られます。

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6 【回収率を上げる馬券の買い方〜応用編〜】 夢馬券を買おう


最後に夢馬券について話します。

わたしは「競馬はロマン」だと思っています。

気持ち悪い言い方だと思った人すいません。

少し言い直すと「競馬は一獲千金の夢が見られるから楽しい」という考えです。

競馬はギャンブルです。3連単や3連複を購入して、想像もできない高配当を当てて大興奮する夢をみたいですよね。

夢みたいな馬券を獲るためには、「たくさんお金を使って、たくさん馬券を買わなくていけない」と思っている人がたくさんいます。

でも、それはちがいます。わたしが断言します。

「少額でも夢のある馬券は買えます」

そのための方法は二つ

・穴馬を買う
・夢馬券を買う


具体的に説明します。

印を3頭につけたとします。

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買う馬券はこれ

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わかりますか? さきほど紹介した「単勝+ワイド+ワイド」1000円の馬券に100円だけ大ホームランを狙った3連単を入れました。

これが夢馬券です。

「当たるわけない」

と思いましたか?

たしかに、当たる確率はものすごく低いでしょう。でも、こういった馬券を買い続けていれば、いつかは当たります

「ドンピシャで当たった。3連単買っておけば獲れたのに!」

という瞬間が、1年に何度かはあるはずです。

その瞬間に3連単馬券を持っていたいか、いなくてもいいか。

わたしは持っていたいです。


ここで大事なのは、夢馬券を当てにいかないことです。

1レース100円だけで夢馬券を買っていれば、10レース買っても1000円です。

10レースとえば、重賞しか買わない人にとっては1か月分くらいのレース数です。1か月夢を買って1000円なら、宝くじを買うよりだいぶ安くすみます。

これを高配当に踊らされて、夢馬券を200円も300円も買ってはいけません。せっかく単勝やワイドで積み上げた資金が、夢馬券購入代で消えてしまいます。


夢馬券は、あくまで夢馬券。たまーに100円買うくらいがちょうどいいんです。

「このレースはなんか自信あるかも!」

と思ったときには、単勝やワイドにくわえて、3連単や3連複・馬単などを100円だけ購入してみてください。

その100円が、あなたにレースを見るワクワクをくれます。

たった100円の夢馬券で、心臓がヒリヒリするような体験ができます。

だって競馬をやっている以上、大万馬券の夢をみたいじゃないですか!

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7 まとめ


こんなにも長い記事を、最後まで読んでいただきありがとうございます。

馬券の買い方は、試行錯誤をくり返すなかで少しずつ上達するものです。

すぐに上手くなるものではなく、きっと何度も失敗することでしょう。

わたしも「買い方失敗したあ」と反省することが、いまだにあります。というか、しょっちゅうです。

ですが、そうした失敗を教訓とし、毎回ちゃんと馬券の買い方を検討することで、正しい馬券選択ができるようになってきました。


すごく残念なのは、馬券の買い方の検討をやめてしまった中級者以上の方をよく見かけることです。

目の前のレースのことだけ考えて、1レース毎に一喜一憂する。当たったら自分の手柄だと大喜びして、外れたら騎手のせいにする。

そういう人は、ほぼ確実に馬券で負けていますし、もはや回収率100%超を目指そうという気もありません。


この記事を最後まで読んでくれた方は、そんな短期的な楽しみ方でなく、長期的に競馬を楽しみ、しかも勝ちたいと思っている方々だと思います。

これからも

真剣に競馬に取り組み

誰よりも競馬を(馬券の買い方で悩むこともふくめて)楽しみ

2021年度いっしょに勝ち組を目指しましょう!



ここまで読んでくださった方の質問・コメントには100%確実に返信いたします。

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