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アドバイスをする難しさ。

noteにてミュージシャンが書いてたので、私も気持ちを(笑)。

後輩であってもミュージシャンやシンガー達に音楽的&仕事のアドバイスするのは、余程の信頼関係や、先輩として尊敬されてなければ難しいこと。
(お弟子たちや直々の生徒達は別だけど。)
傷つけてしまうし、、、怒らせてしまう。

余程の器のある後輩でないとアドバイスは難しい。そのアドバイスの言い方もあると思うけれど。

例えば辛口アドバイスを求めるWSの受講者たちは良いけれど、褒められたくて参加する方々は酷く傷ついてしまう。

私も辛口アドバイスを伝えて傷つけてしまったことが過去(mixi時代)にある。結構、私も辛かった。反省した。
よってもう二度とWSではアドバイスは良いことしか伝えない(^^)。

近年でもあったけれど、彼女は器があり、元々実力もあり、向上心も強かったので私は救われた。
その時は音楽的な事ではなく、ステージでの振る舞いなど、、のアドバイス。彼女は心地よく受けてくれて、更に仲良くなれた気がする。そして素晴らしいシンガーとして活躍してる。

なんて言うんだろう。
好きで見込みのある後輩でなければ誰も先輩はアドバイスしない。ミュージシャンに対しては、ガンガンにリハでアドバイスをする。かなりキツく伝えることもある。でも受け入れてくれて本番を迎えると、その後輩は素晴らしいプレイをする。
これはめちゃめちゃ嬉しい事だ!

シンガー同士に関しては、公なライブを既にしてる後輩達はある意味ライバル。お互いに信頼関係がなければアドバイスはしない。求められてなければアドバイスは不要。

それでも、本当は伝えたいことはある。ぐっと我慢する。何故にスウィングしてないのか、カラオケ状態で歌が乗っかることしか出来ないのか、全くジャズ出来てないとか、いくらでもアドバイスしたいことは実はある。

ピッチやリズムや英語力、Voコントロール、等は出来て当たり前で更にその上のアドバイス。本人が気づいてないであろうこと。等など。

今は様々にYouTubeが聴ける。私もまだまだ未熟だけど、同じ曲をスタンダードを歌っても、スイングしてないシンガーが日本はとても多い。恐ろしいほどバレてしまう。あちらのシンガー達の歌と比べると一目瞭然。どこかJPopsか、歌謡曲かになってしまってる、、、ジャズを歌う(する)場合、リズムに物凄く違いがあることに気付いていない。気付かないと上達は有り得ないから^^;

ジャズをする場合はリズムをともかく勉強したほうがいい。プロとして国内でライブをそれなりに行い、CDも出してるシンガーたちにも、なぜだが、スイング曲なのにスイング出来てない歌が物凄く多い。
素晴らしくスイングしてるシンガーも勿論いるけれど、日本は少ない。。。

アドバイスの話に戻れば、それでも自身の生徒やお弟子さん達でないと、辛口アドバイスはしない。

若〜いピアノやギター、まだまだ未熟なミュージシャン達への本番に向けてのアドバイスは言葉を選びながらも本気で伝えていいと思う。

歌との絡みにおいても、正解不正解は必ずある。上手い下手は必ずある。

ジャズに正解不正解はない、というのは実力のあるミュージシャン同士の場合の話(^^)。

私が共演してるまだまだだと思う後輩ミュージシャンたちは、彼等は器があり素直で、お陰様で私のアドバイスを受け入れてくれてる。勿論、他の先輩方のアドバイスもよーく嬉しそうに聞いてる。

素晴らしくなるのは当たり前。
どんどん良くなってる。
本物に近づいてる。

終わり〜♫

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